JRAは13日、昨年末の東京大賞典を制したアポロケンタッキー(牡5=山内)の検体を理化学検査した結果、規制薬物の消炎鎮痛剤「デキサメタゾン」が検出されたため、第1回裁定委員会を開催したと発表した。

 今後、山内師に弁明の機会を与え、第2回裁定委員会で弁明書の内容を精査して最終的な処分が下される。同厩舎所属の今週の出走馬(土曜3鞍、日曜6鞍の計9鞍)については、JRAが診療履歴を確認の上、規制薬物の影響下にないと判断。全頭が出走可能となっている。

 規制薬物は、競馬法に定められた「禁止薬物」とは異なり、競走能力への影響はなく事後失格の対象とはならない。主に治療を目的として使用されるが、馬の福祉や事故防止の観点から、使用が規制されている。今回はJRAの所属馬としては、出走後に規制薬物が判明した初のケースとなった。