ボクシングの日本ウエルター級7位・別府優樹(25=久留米櫛間)が13日、東京・後楽園ホールで行われたノンタイトル8回戦で日本スーパーウエルター級8位のチャールズ・ベラミー(35=八王子中屋)と引き分け、プロデビューからの連続KO勝利が14試合で止まった。元WBC世界スーパーライト級王者・浜田剛史(帝拳)、元日本・東洋太平洋ウエルター級王者・牛若丸あきべぇ(当時協栄、現渡部あきのり=角海老宝石)が持つ15試合連続KO勝利の日本記録に並ぶことはできなかった。

 別府は序盤こそ左右の強烈なフックで優位に立ったものの、ガードでブロックされて有効打とはならず、逆にベラミーのワンツーを受けて後退。中盤に右拳を痛め、右のオーバーハンドをもらうなど、終盤は常に下がる展開で終了ゴングを聞いた。ジャッジの採点は1人が78―74でベラミー、1人が77―76で別府を支持し、残る1人が76―76だった。

 別府は控え室でうなだれた。「ガードの上から打ってコンビネーションという練習をしてきたけど、足が動いてなくてズルズルと8回まで行ってしまった。KO記録は止まって素直に残念。自分の実力です。正直、負けたと思った。経験の差があったかもしれない」と話した。デビューから8連続KO勝ちで14年度の全日本ウエルター級新人王に輝いたが、その後は格下の外国人選手との対戦が多く「記録狙い」と一部から批判されていた。ただし、経験豊富なベテランと8回を戦い抜いたことだけは収穫。試合中に楽しそうな表情も見せており「強い相手とできて、元王者ともやれるところを少しでも見せられたので楽しかった」と振り返った。

 ▼チャールズ・ベラミー 別府のパンチは重かったが、KOされることはないと2回で分かった。まともなパンチはもらっていない。判定には納得していない。絶対に勝ったと思った。