オリックスのT―岡田外野手(28)が13日、神戸市内で球団情報番組「オリックス日和」の収録に参加。MCを務め、本塁打を打った際のパフォーマンス作成を依頼していた漫才コンビ「ますだおかだ」の岡田圭右(48)から、スベり気味のパフォーマンスを無理やり伝授された。

 なぜか格闘家・小川直也のハッスルポーズに似た構えから「勝利をいただき!」と叫ぶもので、しぶしぶ了承。サムい雰囲気は熱いプレーで吹き飛ばす構えだ。

 最高気温9度の収録現場が、さらに冷え込んだ。スベリ芸の本領を発揮した岡田が、まず自信満々に披露したのが、上げた右腕をぐるぐる回してから両手でT字を作り「ホ〜ムラ〜ン、T!」。イマイチの出来に現場は静まり返り、T―岡田も「ちょっと保留で…。みんなができる方がいいので」と、やんわり拒否。岡田が慌てて、ひねり出したのが先の新ネタだった。

 お立ち台で恒例となっている掛け声「勝利を頂(いただき)!」にちなんだもので、本塁を踏みベンチに戻ってからスタンドを指さし「勝利を」と客席に呼びかけてからハッスルポーズで「いただき!」。こちらも不評だったが、最後は岡田が「いいやろ、なっ? これで決定!」と半ば強引に収録を終え、意気揚々と立ち去っていった。

 T―岡田は収録前に青濤館で自主トレも公開。選手会長として迎える12年目シーズンに向け、自身初の143試合フル出場とキャリアハイを宣言。「全試合スタメンが最低限で、キャリアハイを目指したい。芯に当たればホームランにする自信はあるが、意識し過ぎてもダメ。その意味で打点を意識したい」。過去最多打点は2010年の96。新パフォーマンスにつながる快音を連発して100の大台に乗せ、スタンドのファンを熱くする。 (湯澤 涼)