楽天のドラフト6位・鶴田(帝京大)が準硬式最速から、日本人左腕最速への大きな目標を口にした。異色の準硬式野球部出身の左腕は「今は最速149キロと言われていますが。ちょっと大きく155キロを目指したい」と威勢良く言い切った。

 日本人左腕で155キロ以上は、最速157キロの西武・菊池と、155キロだったヤクルト・石井弘(現2軍投手コーチ)の2人しかマークしたことがない。表面がラバーで覆われた準硬式球は、硬式より空気抵抗が大きく、縫い目もない。硬式転向後は球速が上がるケースが多く「指にかかって投げ切れた時は、硬式の方がズドンといく感じ」と手応えを口にする。

 この日は昨年11月以来となるブルペンに入り、中腰の捕手へ28球投げた。「学生時代は練習場にブルペンがなく、傾斜で投げるのは試合だけ。プロなので傾斜にも慣れていかないと」。鶴田の伸びしろは計り知れない。(後藤 茂樹)