昨年大みそかに行われたIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(京都)で前王者ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)を破り、新王者となった小国以載(角海老宝石)が14日、東京・後楽園ホールで行われた興行でリングに上がり、王座獲得をファンに報告した。鼻高々の現在の心境を表すように、高さ約10センチの“つけ鼻”で登場。「テングまっただ中の小国です」とあいさつすると、リングアナウンサーから「くれぐれも、その鼻をへし折られないように」と突っ込まれ、場内からは笑いが起きた。

 通販で1000円で購入した鼻が柔らかすぎたため、中にティッシュを詰めて改良したという小国は軽めのパフォーマンスを「ジャブが大事やから」と説明。世界王者となってから祝勝会には呼ばれ続けているものの、特に生活や知名度は変わらず、「女子から全然声がかからん。昨日もサンシャインの通りを余裕で歩けた」と普通に出歩けているという。この日持参したベルトもグスマンからの“借り物”で、「(IBFのベルトは)在庫がないらしく、届くのは2月ぐらいになるかも」とボヤいた。

 グスマン戦では激闘で右手を痛めたほか、左手親指のじん帯が切れたという。「(親指で)いいね!ができないんですよ(笑い)。普通の生活まで2カ月、打てるようになるまで3カ月はかかるんじゃないか」と顔をしかめ、指名挑戦者・岩佐亮佑(セレス)を迎える初防衛戦は当初の春の予定から「6、7月ぐらいになると思う」と明かした。