お気に入りのSNSへ投稿される笑顔の陰に、ネイマールは選手としての2つの明確な考えがある。1つ目は選手としていつの日かNo.1になること。そして、2つ目は幸せであることである。
2つ目の考えが明確なのは明らかであり、「バルサが自分の家」と語り、2013年の契約更新の際のようにバルサの契約より優れたオファーにも耳を傾けてこなかった。そして、フィジカル的な部分も見るとサントスから来たばかりのネイマールとは別人である。

【ダイブ】
過去にはネイマールは自身の身体的弱さから、ダイブする選手として汚名を着せられていたが、今ではフィジカルの強いレオ・メッシやルイス・スアレスに近づいてきている。両選手は年齢的にもネイマールより年上なことから身体的にも強くなるために多くの時間をジムでのトレーニングに割いてきた。そして、ネイマールも同じように行っている。ネイマールは加入当初64.5Kgであったが、今では68kgと公式なデータではなっている。

ネイマールの体重は増している。ジムでの密度の濃いトレーニングにより、3kg以上の筋肉を増加させた。目標としては筋肉量を5kg増やすことである。これはネイマールが2人のブラジル人トレーナーのリカルド・ロサとバルサのアントニオ・ゴメスと決めたチャレンジである。

1人目のリカルド・ロサはバルセロナでネイマールと同じ家に住んでおり、毎日ジムで同選手と一緒にトレーニングを行っている。二人目のアントニオ・ゴメスは今季から加入したトレーナーであり、シウター・エスポルティーバで週に2日一緒にトレーニングを行っている。前述したように目標は5kgの筋肉量を増やすことである。一方でこの量以上増やすことはスピードが落ちる可能性があるため危険であり、それはバルサとしてもネイマールの潜在能力を損なう可能性があるのと同時にスピードが大きな特徴の一つであるため起きて欲しくないことである。ネイマールには明確なプランがあり、フィジカルを強化し、対戦相手にとってより嫌な選手になることである。

【一貫性】
ネイマールはより平均して高いパフォーマンスをできる波の少ない選手になってきている。フィジカルの要素は大切であるが、それと同時に見逃してはいけない他の要素としてメンタル(精神面)がある。精神的に落ち着いている時、ネイマールが崩れることはない。それをネイマールはブラジル代表として出場したリオデジャネイロ・オリンピックと同様にワールドカップ南米予選で証明しているのに加え、バルサでもメッシがピッチにいない時にそれを見せてくれた。

昨シーズン、メッシが負傷した時も同じことが起こった。
ネイマールは自身最高のパフォーマンスを見せ、それまで以上にチームの勝利に貢献し、メッシがいないチームであっても10試合で11ゴールという素晴らしい期間となった。セビージャ戦を除いて、バルサはサンティアゴ・ベルナベウで0−4で勝った試合を含む全ての試合に勝利した。そして今、同じようなことが起きている。
メッシは負傷し、ネイマールがチームをけん引するよう求められている。メッシを欠く中で行なわれた最初の試合でチームの5ゴールのうち2ゴールを決め、現状ネイマールがメッシ不在の穴をしっかりと埋めている。