日本代表の清武が招集外となったこの試合、セビージャは前半から高いインテンシティーでプレッシャーをかけたが、アラベスを抑えるには不十分だった。
アラベスはキコ・フェメニアとダニエル・トーレスがわずか3分で立て続けに負傷する事態となったが、このシーズン序盤に昇格組に似合わぬ強さを見せているマウリシオ・ペジェグリーノのチームが集中力を切らすことはなかった。

ゲームメイクにおいてナスリの存在感が消えていたセビージャはビトロの突破力に頼ったが、決定機に結びつくことはなかった。
一方、アラベスは先制するチャンスを2度作り出した。
1つ目はエッガルがセルヒオ・リコとの1対1で放ったシュートはポストに嫌われた。(17’)
もう1つはエリア正面から放ったデイベルソンのシュートはポストをかすめた。

ハーフタイムにはピスフアンのスタンドに不安が立ち込めていたが、後半の展開は大きく異なっていた。
セビージャはベン・イェデル(53')、ビトロ(54')、マリアーノ(55')、サラビア(67')が次々に決定機を作り出した。
しかし、パチェコのビッグセーブもあり、試合は0-0のまま進んだ。

73分、ベン・イェデルがついに待望のゴールを決めると、わずか10分後の83分にアラベスがコーナーキックからラグアルディアのゴールでセビージャサポーターを失望させた。

このまま引き分けかと思われた90分、ビトロがゴールラインに向かって左サイドを突破し、エリア内に送ったグランダーのクロスをベン・イェデルが素晴らしいヒールショットでボールをゴールネットに沈め、セビージャに新たな勝利をもたらした。