スペイン代表はイタリア代表を相手に素晴らしい試合を展開し、ロシアW杯に向けて大きな一歩を踏み出すチャンスを手にしたが、2ポイントを取り損ねた。
フレン・ロペテギのチームは試合を決めるためのゴールハンターの本能を欠いた。

スペイン代表はアッズーリの上手く絡み合った守備の隙間を見つけ、素晴らしいトライアングルのパスを通す優れたプレーを披露した。

非常に積極的にボールに絡んだアンドレス・イニエスタとダビド・シルバと共に、スペインは連動しながらジャンルイジ・ブッフォンのゴールに迫った。
両セントロカンピスタのエクセレントなコンビネーションはイニエスタのシュートチャンスを生み出したが、ラ・マンチャ出身の男のシュートはブッフォンを驚かせるにはあまりにも威力がなかった。

前半の半ば、スペイン代表の猛攻は最大となった。
一番の決定機は2人のセンターバックが主役を演じた。
まずイニエスタのセンタリングに合わせたピケのヘディングシュートは惜しくもDFに当たった。

その直後、今度はカルバハルのセンタリングをセルヒオ・ラモスがヘディングで折り返すと、そのボールに再びジェラール・ピケがヘディングシュートで合わせたが、ブッフォンがしっかりとセーブした。

イタリアはポゼッションに重きを置いていないようだったが、ジャンピエロ・ヴェントゥーラのチームがデ・ヘアの気を揉ませることもほとんどなかった。

噂のFIFAウイルスによってジョルディ・アルバとモントリーボという2人の負傷者を出した前半の間にスコアボードが動くことはなかった。

後半、ロペテギのチームの最高のプレーはシルバがビトロに出したDFラインの裏を突く縦へのロングパスにペナルティエリアを飛び出したブッフォンがボールを空振りするという贈り物に恵まれた偶発的プレーによって生まれた。
ビトロは喜んでそのボールをゴールに流し込んだ。(1-0,55分)

ロペテギは試合を決めにかかるためにジエゴ・コスタに代えてモラタを投入した。

試合も終盤に入り、イタリアはスペインをほとんど脅かすことができていないように思われたが、ラモスのエデルに対するチャージにPKの判定が下された。
そのPKをデ・ロッシが同点ゴールへと変えた。(1-1,81分)
その後、スコアボードが再び動くことはなく、試合は引き分けに終わった。

イタリアを相手にアウェーでの勝ち点1獲得という結果自体は悪いものではないが、試合の大半で起きていたことを考えると、フラストレーションの溜まる試合となった。