スペインサッカーの歴史と記録を調査する機関であるCIHEFEの調査によれば、ラウール・ゴンザレス、セサル・ロドリゲス、テルモ・サラ、レオ・メッシ、エンリケ・カストロという5選手が85年のラ・リーガの歴史上で最も優れた選手である。
ホセ・アントニオ・オルテガによるこの調査は1928-29シーズンから2015-16シーズンまでにラ・リーガでプレーした9,117人に及ぶ選手のパフォーマンスが調査対象である。

調査員はバスケットボールでゴール数、リバウンド、アシスト、ブロック、スチール、ファウルで選手達のパフォーマンスを評価するようにサッカーでもそれが出来ると考えている。

また、テニスでは男子プロテニス協会(ATP)、サイクリングでは国際自転車競技連合(UCI)によってそれぞれ似たような方法で評価をしている。

この調査ではシーズン毎の出場時間に応じて24ポイントが与えられ、ゴールには1ポイントが与えられ、PKを獲得した場合には0.60ポイントが与えられる。

逆にオウンゴールは0.40ポイント、退場になった場合は1.50ポイントが引かれることになる。

その結果、1994〜2010年にレアル・マドリードに所属したラウール・ゴンザレスが528ポイントで1位になり、次いでキャリアのほとんどをFCバルセロナ(1942-1955年)でプレーしながらもサバデル、グラナダ、クルトゥラル・レオネッサ、エルチェでもプレーをしたセサル・ロドリゲスが524ポイント。

1940〜1957年までアスレチック・ビルバオでプレーしたテルモ・サラが493ポイントで3位であり、2004年からFCバルセロナでプレーするメッシがそれに次いで490ポイントで現役の選手ながらベスト5入りした。
エンリケ・カストロは1968〜1987年の間にスポルテング・ヒホンとFCバルセロナでプレーし、488ポイントで5位となった。なお、もし評価基準がファースト・ディビジョンとセカンド・ディビジョンの両方であればキニ(Quini)ことエンリケ・カストロが1位である。

ランキングトップ10は上記5選手以外にフアン・アルサ、アルフレッド・ディ・ステファノ、フランシスコ・ヘント、サンティリャーナことカルロス・アロンソ、ギジェルモ・ゴロスティサが入った。
現役選手でメッシに続くのは、23位のクリスティアーノ・ロナウド。引退はしていないもののラ・リーガを離れた選手ではダビド・ビジャ(32位)、チャビ・エルナンデス(49位)、イケル・カシージャス(62位)が入っており、アリツ・アドゥリスは109位である。

結論を言えば、ラ・リーガで長くプレーした人がポイントを積み上げることが出来るため、一つのチームで長くキャリアを積み重ね、外国人選手の影響をあまり受けなかった20世紀にプレーした選手がランキングの上位を占めている。