近年、サッカー界における革新はとどまるところを知らないが、サッカー自体がグローバル化したことに加え、試合が開催されるスタジアム施設も革新と近代化の洗礼を受けている。

多くのスタジアムにはショッピングゾーン等が設けられ、サッカー観戦はただ単に試合を見るという行為に留まらなくなってきている。ロシアとカタールは、2018年および2022年のワールドカップを見越して新スタジアムを建設した。

ここ最近サッカースタジアムの建設ラッシュであるが、スペインの2大クラブのFCバルセロナとレアル・マドリードもその波に乗っている、またアトレティコ・マドリードやバレンシアも、クラブの強化を図り新スタジアムを建設中である。

またイタリアでも同様の現象が起きており、ミランとローマが新スタジアム建設プランを発表し、ユベントスに負けじとホームスタジアムの建設を推し進めている。
英国においては、トッテナムが伝説のホワイト・ハート・レーンスタジアムの横に、さらに収容人数の多い新スタジアムを建設中である。

将来世界を驚かせる10の新スタジアムは以下の通り。
■カンプ・ノウ
新カンプ・ノウは客席部分が拡張され、収容人数は10万5,000人に増大する。
建設工事の開始は2017年であり、完成は2022年と予想されている。
新カンプ・ノウの直径は930メートルで、周辺の景観に調和するように設計されている。

■サンティアゴ・ベルナベウ
新サンティアゴ・ベルナベウは最新のテクノロジーが適用され、観客はより安全に試合を楽しむことができるようになる。またエネルギー資源への配慮もされており、場内にはショッピングセンターやレジャー施設、レストランが設置される。

■メスタージャ
バレンシアの新スタジアムは2007年に工事が開始されたが、その後クラブの負債により何度も工事が中断された。新スタジアムは2019年に完成すると見込まれており、収容人数は75,100人である。

■ラ・ペイネタ
今シーズン末にアトレティコは1959年からのホームであるビセンテ・カルデロンを去り、ラ・ペイネタこと新スタジアムに移転する。この新スタジアムの収容人数は7万人であり、スタジアムは全体を覆う天蓋を備えている。

■スタンフォードブリッジ
チェルシーは現在の所在地を変えることなく、スタンフォードブリッジを新しくリニューアルする。現在4,1000人の観客席は60,000人に増えるが、最も注目されるのはその外観の変化だ。オーナーのロマン・アブラモヴィッチの意向により新スタジアムの外観は大聖堂にインスピレーションを受けたものになる。

■トッテナム・ホットスパーズスタジアム
現在のスタジアムの横に新スタジアムが建設される。このプロジェクトは2008年に開始され、シーズン2018-19には工事が終了する予定だ。新スタジアムの収容人数は61,000名であり、ショッピング施設などを含む。

■ミランスタジアム
その他のクラブと対照的に、ミランはユベントスのモデルに忠実に従っている。新スタジアムの収容人数は旧スタジアムの80,000名から45,000名に縮小される。しかし新スタジアムはそのモダンさ、快適さで旧スタジアムを上回り、ショッピングやレジャー、レストラン施設もより増える。

■ローマスタジアム
ローマの乗馬場エリアに建設され、空港からのアクセスが良くなる。収容人数は52,000名であるが、最大60,000名まで対応することができる。また外観はコロッセウムにインスピレーションを受けたものだ。

■ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム
ロシアで建設中の複数のスタジアムの一つであり、2014年のワールドカップまでに完成させる計画であった。収容人数は45,331名で、風に吹かれる水をイメージした外観だ。波打つような外壁や建物を覆う廊下などの特徴があるが、なんといってもスタジアム外壁のイルミネーションが見物だ。

■ルサイル・アイコニック・スタジアム
2022年のワールドカップ決勝の為に、カタール政府が建設しているスタジアムだ。収容人数は86,000名で、ソーラーパネルの屋根で覆われている。屋根の中央は開閉自在である。また周囲を見ずに囲まれているために、観客は6つの橋を通ってスタジアムにアクセスする。