(株)東京カンテイは9月28日、2016年8月度「中古マンション価格天気図」を発表した。これは、全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの(30平米未満の住戸、事務所・店舗は除外)。

それによると、8月は「晴」が13地域で最多を維持、「雨」は4から6地域に増加。「小雨」は11から9地域に減少、「曇」は10から11地域に増加。「薄日」は9から8地域に減少した。全国で天候が改善したのは4地域で変わらず、横ばいが29→36地域に増加、悪化は14→7地域に激減。47都道府県のうち価格が下落した地域数は前月の24から17地域に減少しているものの、依然悪化地域数が改善地域数を上回る傾向が続いている。

【三大都市圏】
●首都圏
首都圏は、東京都が前月比0.5%上昇、神奈川県が0.5%上昇、千葉県は横ばい、埼玉県は0.8%上昇。首都圏平均は0.8%上昇となった。
●近畿圏
近畿圏は、大阪府が1.8%上昇、兵庫県は0.7%下落、京都府は0.8%下落した。中心府県は上昇基調に陰りが見える。郊外部は滋賀県が3.5%上昇、奈良県は4.1%下落。近畿圏平均は0.1%上昇した。
●中部圏
中部圏は、愛知県が1.8%上昇、岐阜県が2.7%上昇、三重県が2.7%下落、静岡県は0.1%上昇。中部圏平均は2.1%の上昇となった。

【地方圏】
●北海道
北海道は、前月比0.2%上昇し1,422万円、札幌市は0.9%上昇して1,475万円。事例が集中する中央区で0.9%上昇、東区は12.4%上昇、西区は1.8%上昇したが、反対に北区は1.6%、白石区は0.3%、豊平区は1.1%それぞれ下落した。
●宮城県
宮城県は、0.4%上昇し1,954万円、仙台市は0.1%上昇し1,999万円。事例数が523件と多い青葉区で0.9%下落したほか、宮城野区が0.4%、若林区が1.1%それぞれ下落したが、太白区が3.1%、泉区が1.8%それぞれ上昇し同市の価格を維持した。
●富山県
富山県は、5.4%上昇して1,288万円。同県で事例の大半を占める富山市では5.4%上昇して同県の価格を押し上げた。
●石川県
石川県は、2.5%上昇して1,564万円。同県の事例が最も多い金沢市では2.0%上昇し、同県の価格上昇に影響している。
●広島県
広島県は、±0.0%と横ばいで1,782万円、広島市も同様に横ばいで1,877万円となった。広島市では事例数が多い中区では1.4%、西区では3.1%、南区では3.2%それぞれ上昇し同市の価格を押し上げた。しかし、安佐南区で12.8%下落した影響から価格の伸びが鈍化した。
●福岡県
福岡県は、2.1%上昇し1,650万円、福岡市は0.3%下落して2,019万円。福岡市では事例が集中する中央区で1.0%、博多区で2.8%、城南区で2.1%それぞれ下落した。中心エリアの下落で前月比マイナスになったものの、東区が1.9%、南区が1.3%、西区は7.9%上昇している。
●鹿児島県
鹿児島県は、3.3%上昇し1,748万円。同県で最も事例が集中する鹿児島市で3.3%上昇したことが同県の価格を押し上げた要因。

ニュース情報元:(株)東京カンテイ

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