JR西日本は、9月1日にJR三江線を廃線する意向であることを発表。そして30日、同路線の鉄道事業廃止届出書を国土交通大臣へ提出した事を明らかにしました。

JR三江線は広島県三次市〜島根県江津市を結ぶローカル線。

廃止の理由として、

道路整備やマイカーへのシフトで利用減が人口減を上回る状況。

これに対応するため駅体制の見直し、ワンマン運転化、団体列車などによる増収策を実施。

また、平成23年からは5年計画で地域とも一体となって利用者促進の取り組みを継続的に行っていたものの、平成26年度の輸送密度は、1日当たり50人。会社発足時から比べると、約9分の1にまで落ち込んだ。

これに加え、平成18年・25年と大規模災害によって長期休暇を余儀なくされるなど、この路線の災害リスクを看過できない状況に。

こういった経緯から、何度も議論を重ねた結果、JR西日本としては三江線の鉄道事業はどのような形態であっても行わないという判断に至ったと説明しています。

JR西日本は今後「この地域で公共交通を担ってきた事業者の立場として、地元と一緒により良い地域交通策定に向けて関わらせていただきたい」と、新たな交通プランの立ち上げや、それが軌道に乗る為に一定の役割を果たしていくとコメント。

廃止予定日は平成30年4月1日とのこと。