台風17号は大型で、石垣島など先島諸島や本島地方が強風域に。今後、「非常に強い」勢力に発達する予想。先島諸島では暴風の吹く恐れ。その後は西よりへ。進路のカギを握っているのは太平洋高気圧です。

台風17号 非常に強い勢力に

「大型」で「強い」台風17号は現在、沖縄の南を西よりに進んでいます。「大型」なため、石垣島など先島諸島や本島地方が強風域に入っています。今後、「大型」ではなくなりますが、まだ海面水温の高い領域を進むため、「非常に強い勢力」にまで発達する予想です。今夜から明日(27日)にかけて最盛期を迎えるでしょう。
(※大きさや強さは風で決まります(下の図参照)。大きさは風速15メートル以上の半径で決まり、強さは最大風速で決まります。「非常に強い勢力」とは上から二つ目の勢力にあたります。)

台風17号 西よりに

台風17号は台風16号(先週、鹿児島県大隅半島や和歌山県田辺市付近に上陸し、九州〜東海に広く荒天をたらした台風)と同じマリアナ諸島近海で発生。同じように発達しながら西よりに進路とっています。
沖縄では台風の影響で、明日(27日)にかけて風が強く、特に石垣島など先島諸島では非常に強い強い風が吹くでしょう。夜遅くには暴風となる見込みです。海上は大しけとなっており、先島諸島の海上では猛烈なしけとなるでしょう。暴風や高波に警戒が必要です。発達した積乱雲がかかり、非常に激しい雨の降る恐れがあります。低い土地の浸水や河川の増水、氾濫に警戒して下さい。落雷や突風にも注意が必要です。
その後の進路は、台風16号のようにUターンすることはなく、そのまま西よりへ進み、台湾方面へと進む予想です。台風の進路は高気圧や上空の風によって決まります。今回は一時的に太平洋高気圧が強まり、台風をブロックするため、本州付近には近づかず、西よりへ進路をとる予想となっています。(図のオレンジの矢印は太平洋高気圧の勢力のイメージ図です)
本州付近に直接的な影響はありませんが、油断はできません。今週後半は台風由来の湿った空気の影響で、前線が活発化する可能性があり、今後も動向に注意が必要です。