今朝(30日)の道内は広い範囲で穏やかに晴れました。上空にはこの時期本来の冷たい空気が流れ込んでいるため、地面付近の暖かい空気がどんどん上空へ放出され、冷たい空気が地面付近に溜まって気温が下がる放射冷却により内陸を中心に冷え込みました。午前9時までの最低気温は、札幌の9.5度を含む、道内で気温を観測している173地点中70地点で、この秋一番低くなりました。

放射冷却

秋は上空に冷たい空気が流れ込みやすくなります。
冷たい空気は下へ溜まり、暖かい空気は上へ昇る性質があります。
夜から朝にかけて雲に覆われると、雲が布団替わりになって、上空の冷たい空気の下降をブロックし、地面付近の暖かい空気の放出を抑えてくれるため、冷え込みは弱まります。
一方、晴れた夜は雲の布団がなくなるため、どんどん地面付近が冷やされるのです。

雲の布団があるとき
雲の布団があるとき

晴れた日は気温差に注意

これからの時期、晴れた朝は冷え込みが強まる日が多くなります。
ただ、日中の日差しの力はまだ強いので、昼間は気温が上がり、朝晩と日中の気温差が大きくなります。
10月最初の土日(1日、2日)の道内は、高気圧に覆われて広く晴れる見込みです。
行楽日和ですが、重ね着などで服装調節が必要となりそうです。