9月は秋雨前線が九州付近で活動を強め、相次ぐ台風の接近・上陸も加わり、九州各地で雨量が多くなりました。福岡市の今月の雨量は、9月としては観測開始以来2番目の記録となりそうです。

九州各地・9月の雨量

今月の九州地方は曇りや雨の日が多く、各地で雨量が多くなりました。
きょう(30日)正午までの雨量は、福岡市は603.5ミリと平年の3倍以上に達して9月の観測史上2番目の多さになっています。また、佐賀市の雨量も平年の3倍近い519.5ミリと、9月の観測史上3番目の多さです。

秋雨前線+台風

今月、これほどに雨が多かったのは、「九州付近に秋雨前線が停滞して活動を強めた」ためと、「台風の相次ぐ九州への接近・上陸」があったためです。今月5日には台風12号が長崎県長崎市付近に上陸、20日には台風16号が鹿児島県大隅半島に上陸しました。台風本体の活発な雨雲の通過に加え、台風から流れ込む湿った空気が秋雨前線を刺激し、大雨をもたらしました。

台風18号、九州接近の恐れ

今年は7月以降急に台風の発生が増え、現時点での発生数は18個と、ほぼ平年並みに追いついています。
その18番目の台風が、現在、フィリピンの東の海上を北上中です。台風18号は、2日(日)から3日(月)にかけて非常に強い勢力で沖縄に接近したのち、向きを東寄りに変え、4日(火)ごろ九州に近づく恐れがあります。今回も、秋雨前線を刺激して雨量が多くなる恐れがあり、注意が必要です。