今朝の東北地方は太平洋側で雲の広がった所がありました。「天気予報は晴れだったはずなのに・・・うそつき!」と思った方もいたと思いますが、じつはこのやっかいな雲が原因なのです。

予報では「晴れ」なのに・・・

今朝発表された宮城県の予報は高気圧に覆われて「晴れ」朝から洗濯や布団干しをしようと思っていたのに曇っている・・・?気象衛星の画像を見てみると、ちょうど宮城県と山形県の境から太平洋側に真っ白な雲が広がっています。
この雲が広がっているため、アメダスの日照時間を見ると宮城県では朝から雲が多く、午前9時ごろになってからようやく南部から日差しが出てきました。

地形性巻雲とは

この雲は「地形性巻雲」と呼ばれる雲で、この雲が発生すると宮城県では雨は降らなくても雲の広がる天気になってしまうのです。
地形性巻雲とは・・・
高い山に直交するように強い風(下層から上層にかけて風向きがほぼ同じ)が吹くときに山の風下側に発生することがあります。
ちょうど宮城県と山形県の間には脊梁山脈があり、この山々に西から強い風が吹くときに宮城県側に発生しやすくなります。
私はこの春まで仙台で天気予報をしてきましたが、この雲に何度泣かされたことやら・・・
ただ、このやっかいな雲もこの時間は少しずつ消えてきました。この後は最新の予報通り「晴れ」の所が多くなりそうです。遅くなりましたが、洗濯物や布団干しができそうですよ。