福岡では今、秋の七草のひとつフジバカマが見ごろを迎えています。
先日、福岡市植物園で薄い小豆色や白いフジバカマの花にいろいろな蝶や蜂が蜜を吸いに集まっていました。
ふと見ると、フジバカマの花から花へと優雅に舞うアサギマダラが一匹。

アサギマダラの南下

アサギマダラは夏を本州の涼しい山などで過ごし、ちょうど秋風が吹くころ本州を南下、途中、九州でひと休みしてフジバカマなどの蜜をたっぷり吸い、さらに海を渡って南西諸島や台湾などで冬を越すそうです。

去年はここ福岡市植物園でマーキングされたアサギマダラに遭遇しました。
調べてみると山口県でマーキングされた蝶で、わずか数日で一気に玄界灘を渡って福岡に到着、植物園のフジバカマでひと休みしていたようです。

福岡市植物園 去年10月18日撮影
福岡市植物園 去年10月18日撮影

安西冬衛の「てふてふが一匹韃靼海峡を渡っていった」という詩がありましたね。
九州はきょうは雲の多い天気でした。あすからあさっては大陸の高気圧に覆われて晴れ間が出るでしょう。北よりの風が吹いて、蝶の旅には追い風が吹きそうです。