この先2週間、関東では、お盆休みの期間を中心に雨の日が多くなりそう。きょう8日に発生した台風7号の影響も。雨でも気温は高めで、蒸し暑さが続く。

前半:9日(水)〜15日(火) 台風7号の動向に注意

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きょう8日午前9時に、台風7号が南鳥島近海で発生。
8日午後3時現在も南鳥島近海でほとんど停滞しており、今後は強い勢力へと発達しながら北上するでしょう。
小笠原諸島では11日から12日頃、伊豆諸島では13日頃に暴風が吹いて、海は大シケとなる恐れがあります。

上の進路予想図では、11日以降の予報円が大きく描かれており、進む方向や速度の予想に幅があることがわかります。それでも、台風周辺の湿った空気の影響を受けることは、ほぼ確実で、関東では12日頃から雨の範囲が広がるでしょう。降り方の強まることもありそうです。また、台風からのうねりが入り、波が次第に高まるでしょう。
台風が北よりに進んで更に接近すれば、14日頃を中心に、雨に加えて風も強まり、荒れた天気になる可能性もあります。お盆休み中ということで旅行や帰省などをご予定の方が多いと思います。台風の動向次第では交通が乱れることも考えられますので、計画に余裕を持たせると良さそうです。

後半:16日(水)〜21日(月) 晴れマークでも 急な雨に気を付けて

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この期間は、南部ほど晴れる日が多くなりそうです。
ただ、安定した晴天とはならず、所々で雨雲や雷雲が湧いてくるでしょう。空模様の急な変化に注意が必要です。

気温は平年並みか高いでしょう。昼間は連日広く30℃以上で、場所によっては35℃近くまで上がる日もありそうです。夜も気温があまり下がらず、寝苦しいでしょう。これまでの厳暑で疲れが溜まっているうえに、まだまだ暑さは収まらず、熱中症のリスクが高まります。適切にエアコンを使うなど、無理のないようにお過ごしください。