今日22日午前11時40分現在、北日本のあちらこちらに雨雲や雪雲がかかり、北海道では雪の量がかなり増えている所があります。また、山陰沖には別の雨雲が見られ、今夜にかけて雨の範囲が東へ広がる見込みです。

道南では積雪が増加 網走では流氷が接岸

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北海道では昨日21日から断続的に雪が降り、渡島・檜山地方を中心に雪の量がかなり増えています。午前11時現在の積雪深は、北海道瀬棚郡今金町で81センチ、函館市で23センチ、松前郡福島町の千軒(せんげん)で74センチなどとなっています。

一方、網走では流氷の接岸初日となりました。昨シーズンよりも19日早く、平年に比べると13日早い観測となっています。

西からは新たな雨雲 雨の範囲は徐々に東へ

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北日本にかかっている雨雲や雪雲とは別に、山陰沖にも雨雲が見られ、徐々に東へ進んでいます。これから今夜にかけて、北陸や東北などでは次第に雨が降り、傘マークがない太平洋側の地域でも雨の降る所があるでしょう。関東でも、今夜は通り雨の可能性があります。

なお、この雨雲が通過した後は、西から強烈な寒気が流れ込んできます。特に、九州など西日本では今夜は急に寒くなってきますので、外出には雨具に加えて、風を通しにくい厚手のコートがあると良さそうです。