今日1日は、日が差している関東甲信や東海を中心に気温が上がり、4月並みの気温の所も。そろそろ気になるのが「花粉」。すでに都心でも微量の花粉が観測され始めています。明日2日の花粉飛散量は「少ない」見込みです。症状のひどい方ほど早めの対策を心がけてください。

まもなくスギ花粉が飛散開始

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今日1日は、日が差している関東甲信や東海を中心に気温が上がり、春を思わせる暖かさとなっています。
そろそろ気になるのが「花粉」。すでに東京都心でも僅かながら、花粉が観測されており、敏感な方は、反応が出始める頃です。本格的な花粉シーズンが迫ってきました。九州から関東にかけては、2月上旬から中旬に順次、花粉の飛散開始となる見込みです。
※飛散開始日とは、 1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した最初の日としています。

明日2日の花粉飛散量は九州から関東にかけて「少ない」でしょう。この先1週間は各地で「少ない」予想が続く見込みです。症状のひどい方ほど、早めに病院で薬をもらうなど、少しでも快適に過ごせるように、早めの対策を心がけた方が良さそうです。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

①メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

②マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。