この先もしばらく晴天の続く所が多く、気温は平年よりかなり高い所も。14日(日)からは関東から九州を中心に広く25℃以上の夏日となり、暑いくらいに。暑さにまだ慣れていない時期なので、4月だからと油断せず熱中症対策を。

11日(木)〜17日(水) 晴れの日が多い 広く高温で夏日続出か

11日(木)から14日(日)にかけては高気圧に覆われて、晴れる所が多いでしょう。ただ、12日(金)は気圧の谷の影響で、関東周辺で雲が広がり、沿岸部を中心に雨の降る所がありそうです。

15日(月)と16日(火)は湿った空気が流れ込む西日本で雨の降る所があり、低気圧や前線が通過する17日(水)は広い範囲で傘が必要になるでしょう。ただ、雨の降るタイミングは資料によりバラつきがありますので、早まる可能性もあります。最新の情報をご確認ください。

気温は平年より高く、かなり高くなる所もあるでしょう。
札幌は15℃以上の日が続き、20℃を超える日もあるなど、北海道でも日中は上着いらずの陽気になりそうです。東北や北陸は20℃前後の日が続き、週末以降は汗ばむくらいの日もあるでしょう。
関東から九州にかけては連日、20℃以上で、特に15日(月)から16日(火)は25℃以上の夏日が続出しそうです。暑さにまだ慣れていない時期ですので、4月だからといって油断せず、熱中症対策をとるようにしてください。

18日(木)〜23日(火) 度々傘が必要に 高温傾向が続く

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この期間は、晴天が長続きせず、傘が必要な日が多いでしょう。21日(日)から23日(火)にかけては広い範囲で雨が降りそうです。

夏日となる地点は少ないものの、気温の高い状態が続くでしょう。

この暖かさで北日本では桜の開花・満開ともに平年より早い所が多く、かなり早くなる所も。東北北部でも桜が満開となり、さらに桜前線は北海道へ到達する見込みです。最新の開花・満開予想はコチラをご参照ください。

暑くなる前から始めよう 熱中症予防

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この先は季節先取りの暑さが予想されます。熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。