小池百合子知事は13日午後の定例会見で、2月中旬に多摩・島しょ部にある計39市町村の首長との意見交換会を行うと発表した。各自治体が抱える個別の課題や要望を聞き、今後の振興策に反映させる方針。

 多摩・島しょ部は、人口で都全体の3分の1、面積で3分の2を占める。昨年末、都は予算編成時に東京都市長会、同町村会からヒアリングを行ったが、39市町村には商業地が多い自治体もあれば、森林が多い自治体もあり、抱える課題や要望も異なるため、あらためて小池知事が一人ひとりの市町村長と意見交換する場を設けた。 

 日程は、2月10日、13日、14日、15日の計4日。時間は、1自治体あたり20分を予定。当日はメディアに公開し、インターネット中継も行う。得られた意見や要望は、今月末に発表される2017年度予算案には反映されないが、今後の振興策に盛り込まれるほか、自治体の財源を補完するための「東京都市町村総合交付金」の算定への反映も検討する。小池知事は「できることは迅速に実行して、新しい東京づくりを全体で盛り上げていきたい」と述べた。

(取材・文:具志堅浩二)