拝み屋という職業が実際に本物の怪異に出会う確率は、数万分の一、あるいは数十万分の一だという。東北で拝み屋を営む原作者・郷内心瞳が体験した驚異の怪異譚とは?


実話系怪談の最高峰として高い評価を受ける原作を完全コミカライズした作品「母様の家―拝み屋 郷内心瞳の怪異譚―」(漫画・武田逸可)から厳選して全26回連載でお届け。今回は第11回となる。

前回、亡くなった夫に複雑な感情を抱く菊枝のために、夫を供養した郷内。今回、相談にやってきたのは20代前半の女性。深夜、怯えた様子でやってきた彼女に一体何が…?
※ショッキングな描写を含みます。ご了承の上お読みください。