10月8日(土)夜11時からスタートするアニメ「3月のライオン」(NHK総合)の試写会が行われ、主人公・桐山零役の河西健吾、零のライバル・二海堂晴信役の岡本信彦が出席した。

同作は、羽海野チカの人気漫画を原作に、将棋のプロ棋士でもある高校生・零が、とある三姉妹との交流によって閉ざしていた心を開き、新たな勝負に打ち込む姿を描く。監督は新房昭之、制作はシャフトという黄金タッグで、アニメファンからの注目を集めている。

会見であいさつに立った、NHK編成局展開戦略推進部の土橋慶介チーフ・プロデューサーは「私も昨日初めて第1話の完成形を見たのですが、冒頭9分ほど零のせりふがないんです。あらためて原作を見てみると、たしかに原作もチャプター1の頭半分くらいせりふがない。これを見て、新房監督は作品の世界を本当に大事にしているんだなと感じました」とコメント。

零役の河西は、「冒頭9分間もしゃべらないというのは、正直どうなんだろうと不安もあったのですが、すばらしい曲がバックで流れていて、飽きさせない演出になっていると思います」と自信を見せた。

また、岡本は「しゃべらない前半戦があったので、普段は5時間くらいかかるアフレコが2時間半ほどで終わりました。それからみんなでご飯に行って、意気込みなどを語り合いました」と裏話を披露した。

アマチュア3段を持つ将棋好きとしても知られる岡本は、作品への参加を熱望していたと言い、「声優界でもっと将棋を流行らせたい」と野望も語った。さらに、「この作品は棋譜も実際の対局のものを使っているので、すごく見応えがある。さらにすごいのは、将棋を知らなくても楽しめるところです」とアピールした。

事前番組の収録で、東京・渋谷の将棋会館を訪れたという河西は、「子供たちの楽しそうな表情が印象的でした。子供同士はもちろん、子供と大人で対局をしている様子も見られたのですが、人との関わりが希薄な現代で、目の前の相手とああだこうだ言い合いながら将棋を指せるというのは良いことだなと感じました」と振り返った。

「3月のライオン」は10月8日(土)スタート。河西、岡本のほか、茅野愛衣、花澤香菜、久野美咲、井上麻里奈らが出演する。