シリーズ累計売上9,000万部の超人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」が17年夏に初めて実写映画化され、主人公・東方仗助を俳優の山崎賢人が演じることが明らかになった。

「ジョジョの奇妙な冒険」は87年に週刊少年ジャンプで連載が始まった、荒木飛呂彦氏の代表作。19世紀末のイギリスから始まる名門貴族・ジョースター家の血縁と因縁を描いた壮大な大河作品で、現在も「ウルトラジャンプ」誌で第8部が連載中。今回映画化されるのは、日本を舞台にした第4部『ダイヤモンドは砕けない』で、架空の街“杜王町”に住む高校生・仗助とその友人たちが“スタンド(具現化した精神エネルギー)使い”たちとの出会いや戦いを通して町を守り、成長する姿を描く。東宝とTBSが共同制作、東宝とワーナー・ブラザーズが初タッグで共同配給を行うという一大プロジェクトだ。

そんな本作の主人公・仗助役に指名された山崎は、1994年生まれの22歳。7月クールのドラマ「好きな人がいること」(フジ系)に出演、現在は映画「四月は君の嘘」が公開中で、17年も映画「斉木楠雄のΨ難」、「一週間フレンズ。」が待機中、という人気ぶり。

制作発表会見の場で出演が発表され、呼び込まれた山崎は「30周年、自分が生きてきた時間よりも長く愛され続けている作品を実写化するということで、とにかく頑張るしかないなと。今は、これがスペインで映像になっていくということにワクワクしています。たくさん不安がある分、楽しみで仕方ないです」と、気合十分。原作の感想を聞かれると、「このお話をいただいてから原作を読ませていただいたんですが、世界観にどっぷりはまりました。1部から8部まで漫画を買いまして、今は7部を読んでいます」と、自身でもドハマり中であることを告白。「せりふだったり絵だったり、読み返したくなる部分がたくさんありました。仗助は、正義感があり、すごく優しくて、頼もしくて強い。人間としてカッコいいなと思いながら、この役をできることにすごく誇りを持ってやりたいです」と明かした。

役づくりについては、「まず、体格のよい東方仗助に近づけるべく筋トレをしてます。そして、東方仗助は髪型をけなされるとものすごくキレてしまうので、その部分を・・・」とコメント。共演の山田孝之がすかさず「髪型ヘンだよ」とツッコむと「すいません! ここではちょっとまだ・・・(笑)。“グレイト”っていう口ぐせがあったりするので、特徴的なしゃべり方とかそういうのをどう見せていけるかなっていうのを・・・やっております!」と正直に明かし、周囲を沸かせていた。

メガホンを取るのは、ヴェネチア国際映画祭やカンヌ国際映画祭への出品作があり世界的な評価も高い三池崇史監督。会見には山崎と三池監督、仗助の同級生・広瀬康一役の神木隆之介、同じく同級生・山岸由花子役の小松菜奈、仗助と対立する虹村形兆役の岡田将生、形兆の弟・虹村億泰役の真剣佑、逃亡中の連続殺人犯・片桐安十郎役の山田、仗助を導く空条承太郎役の伊勢谷友介が登壇。三池監督は「オファーをいただいたときは3日間眠れずに、どうしようかなと考えました。これを作ってしまったあと、我々は何を作ればいいんだという思いを抱くような作品にしなくてはいけないと考えています」と、大プロジェクトへの思いを語った。