10月2日、東京・赤坂のTBSでエントリー総数2510組の中から“コント芸日本一”を決める「キングオブコント2016」の決勝戦が行われ、ライスが優勝。9代目王者の栄誉と賞金1000万円を手にした。

本大会は、プロ・アマチュア、芸歴問わず、所属事務所の垣根を越えて“コント芸日本一”を決めるべく、1回戦、2回戦、準決勝を勝ち上がってきた10組のファイナリストが生放送の舞台でネタを披露。

MCは浜田雅功が務め、審査員の松本人志、さまぁ〜ずの大竹一樹、三村マサカズ、バナナマンの設楽統、日村勇紀の各持ち点100点の合計で審査した。

ライスはファーストステージで「○○してくれーぃ」のフレーズで笑いをさらったネタ「命ごい」を披露。設楽が92点、日村が95点、三村が93点、大竹が91点、松本が95点の合計466点を獲得し、ジャングルポケットと同点首位でファイナルステージへ進出。

点数発表後、浜田が「忘れていった!」とライスが置き忘れた拳銃を持ち上げると、松本がすかさず「やめろ! 助けてくれーぃ」「打たないでくれーぃ」とコント中のフレーズを活用するハマりっぷりを見せた。

また、ファイナルステージの関町知弘がお漏らしした客に扮(ふん)したネタ「クレーム」では、その日最高の470点を獲得し、同点首位だったジャングルポケットを振り切り、合計936点で見事優勝の座を勝ち取った。

優勝が決定した2人は優勝賞金1000万円の目録を受け取ると、関町が「ほめてくれーぃ!」と例のフレーズで喜び、さらに「お仕事くれーぃ!」と苦節13年の悲痛な叫びを漏らした。

直後の会見で、ジャングルポケットと一騎打ちになったことを聞かれると、関町は「向こう(ジャングルポケット)は3人で、プラス、斉藤(慎二)の顔と声は強敵でした。劇場でも被害をこうむってたし、後れを取っていたメンバーに勝ててうれしいです!」と感想を。

また、同期対決となったしずるについて、相方の田所仁が「あいつら(しずる)がテレビに出始めたときは、悔しくてしょうがなかった」とこぼし、関町は「同じ舞台で戦えて、感慨深いです」と答え、それに同調した。

さらに、誰に喜びを伝えたいかを聞かれると「(ピースの)又吉さんですね。前日にもLINE(でメッセージ)をくれたので、1番にあいさつしたいです」と関町は言いつつ、「『明日頑張れよ』とシンプルだったので、ホントに芥川賞なのかなと思いましたけど」と、先輩に毒づいた。

そして、これから出演したい番組については関町が「ネタ番組に出たいですね」と切実に語った。さらに「バラエティーで僕らが通用するかも、興味があります」と言うと、田所が「ライスだからグルメレポを」「お米のCMも」と夢は広がるばかり。

会見ではオンエア中に松本がコントのフレーズを使ったことにも触れ、「松本さんが(ネタのせりふの)『くれーぃ』を使ってくれたので、流行語大賞もあるんじゃないかな。世間がハマってくれたら。(記事で)大きく取り上げてくれーぃ!」とアピール。9代目王者のこれからの活躍に期待が高まる!