佐賀県唐津市の“ひれふりランド”で「『真田丸』メモリアルトークショー〜豊臣の思い出を語る日〜」が開催された。同イベントには、豊臣秀頼役の中川大志、豊臣秀次役の新納慎也、片桐且元役の小林隆が登場。

大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)で描かれた華々しい豊臣の時代と、今後、徳川との決戦に向かう展開について、出演者ならではの視点でトークを繰り広げた。

若武者に成長した秀頼がついに作中に登場、というタイミングでの中川のトークショー出演ということもあり、会場には雨にもかかわらず10代の女性ファンが目立ち、「真田丸」人気の広がりを感じさせた。

すでに出演を終えた新納は、今は視聴者として毎週「真田丸」を楽しみに見ていると語りつつ、「秀頼の登場回が格好良すぎる!」と絶賛。

実は、キャスト発表会見で中川と一緒になった際には、「彼(秀頼)のせいで、僕(秀次)は切腹に追い込まれるんだな!」と、モヤモヤした気持ちを抱えていたという。しかし今は、立派に育った秀頼を見ながら、「よーし!」と誰よりも強くエールを送っていると明かした。

小林は、さまざまな事件を引き起こし、ややこしい事態を、さらにややこしくしてしまう且元について、自分自身のことのように恐縮。ただ、まっすぐで一生懸命な片桐且元を若い頃から演じられていることには、本当に満足していると語った。中間管理職の悲哀を感じさせる且元に共感するのか、小林が話すたび会場の男性ファンからは大きな拍手が起こっていた。

また、中川が、秀吉(小日向文世)の水色の羽根が生えた陣羽織を、内緒で身にまとって記念写真を撮ったことを告白し、新納と小林をおおいにうらやましがらせる一幕も。豊臣、そして秀吉への三人の思いが強く感じられるトークショーとなった。

さらに、イベントの途中には、石田三成役の山本耕史、大谷刑部役の片岡愛之助、福島正則役の深水元基、そして、今後の豊臣と運命を共にする後藤又兵衛役の哀川翔、明石全登役の小林顕作、塙団右衛門役の小手伸也らから寄せられた、ボイスメッセージが披露された。

特に、小日向からは、「秀頼のこと、くれぐれも頼む‥源次郎」と、秀吉そのものの声の演技でメッセージが届き、ゲストも観客も感動のあまり一瞬静まり返るほどだった。

最後は、中川が「これから始まる大坂の陣、絶対勝ちます!」とファンに向けて宣言。史実を塗り替えそうな気迫に、集まった約750人のファンも一体感ある盛り上がりを見せていた。