墨田区に今秋、浮世絵師の葛飾北斎の殿堂「すみだ北斎美術館」が開館するのを前に23日、関連して区などが行う文化イベント「隅田川 森羅万象 墨に夢(すみゆめ)」が隅田川沿いの各会場で始まる。

 「すみゆめ」は、美術館の誕生を機に地域の魅力を再発見してもらおうと初めて開催。北斎や江戸文化をテーマに、38の芸術イベントが繰り広げられる。

 22日に同区吾妻橋のすみだリバーサイドホールであったプレイベントには、約200人の音楽家や芸術家らが出演。空き缶など身近な道具を使った楽器の演奏や、北斎が手掛けた「北斎漫画」の登場人物のポーズをまねる「北斎ヨガ」など、独特なパフォーマンスを披露して来場者を楽しませた。北斎の代表作「冨嶽(ふがく)三十六景」をイラストした衣装を着たサンバ隊も登場し=写真、軽快な踊りとリズムで会場を沸かした。

 北斎は生涯のほとんどを墨田区で過ごした。すみゆめは美術館が開館する11月22日まで。主に土日祝日にイベントがある。

  (酒井翔平)