野毛山動物園(横浜市西区)で飼育しているチンパンジーに雄の赤ちゃんが今月初旬に誕生し、一般公開されている。赤ちゃんは、母親のミラクル(十五歳)に抱かれながら、すくすくと成長しており、近く、愛称を募集する。

 当初の出産予定は十月中旬で、予定より一カ月以上早く誕生した。生まれたときは、平均的な赤ちゃんより四百グラムほど軽い一四三〇グラムだった。しかし、人工保育が必要な状態ではなく、同園はミラクルに育児を任せて見守っている。

 ミラクルの出産は六頭目。このうち、生存しているのは雌のルイ(五歳)のみで、広報担当者は「ミラクルの赤ちゃんは冬に生まれ、多くは肺炎で死んでいる。今回はいい季節に誕生したので、順調に育つと思う」と期待を示した。 (志村彰太)