越谷市は二十二日、リオデジャネイロ五輪の競泳女子バタフライで二大会連続の銅メダルを獲得した同市出身の星奈津美選手(26)に市民栄誉賞を贈った。同市のイオンレイクタウンで行われた授与式で、星選手は、会場に集まった市民らに「予選と準決勝では思うように泳げず不安になったが、決勝ではたくさんの人の応援を力に変え、思い通りのレースができた」と感謝の気持ちを伝えた。

 授与式では高橋努市長が市民栄誉賞の表彰状を手渡し、「二大会連続のメダルは地元の越谷にとって、この上ない名誉だ」とたたえた。会場には、母校の市立鷺後(さぎしろ)小と栄進中の後輩らが「感動をありがとう」などと祝福する寄せ書きも飾られた。

 星選手は五輪後に会社員の男性(33)と結婚し、越谷市内で暮らしている。

 授与式後の記者会見では、今後について「四年後の東京オリンピックを狙えたら幸せだが、選手として出場するということに気持ちは向いていない。引退か現役を続けるか、これから一年一年で考えたい」と打ち明けた。 (杉本慶一)