女子栄養大学坂戸キャンパスで二十二日、坂戸市制四十周年を記念して市内の児童・生徒が考案した「特別給食」メニューのうち、同大学長賞に選ばれた給食の試食会が行われ、子どもや保護者ら約百人の市民が試食した。

 特別給食は市教育委員会が「思い出に残る夢の献立」として募集。千四百五十六点の応募があった。小中学校教員や管理栄養士、同大教員らが栄養バランス、季節感などを基準に選考し、小学校と中学校の大賞各一点と同大学長賞を選んだ。

 学長賞に選ばれたのは応募当時、市立桜中学三年だった高校一年井上優奈さん(15)のメニューで、「れんこんのはさみハンバーグ」がメインのおかず。坂戸市がブランド化に力を入れているサツマイモ「すいおう」の茎を使ったナムルを付け合わせにし、主食は栗ごはんにした。

 同大栄養学部の中西明美専任講師は「九月が旬の食材を使っている点と、子どもにもっと食べてほしいレンコンで人気のあるハンバーグをはさんだ点が評価された」という。武見ゆかり教授は「保護者に実際に食べてもらうことで、バランスの良い食事を知っていただく機会にもなる」と試食会の意義を語った。

 参加した石川清市長は「自校調理を堅持することで、おいしいと評判の学校給食をこれからも続けていきたい」と話した。 (中里宏)