世田谷区と近隣の大学に通う外国人留学生と地域住民が交流する「せたがや国際交流ラウンジ」が十二日夜、同区南烏山六の烏山区民センターで開かれ、六人の留学生を含む約三十人が参加した。商店街をテーマに留学生が自国の事情を説明した後、留学生と住民が数人のグループに分かれ、意見を交わした。

 冒頭、駒沢大学に通う韓国出身の留学生、アン・チャンヒョンさん(24)が韓国の伝統市場が抱える課題を説明。英国出身で明治大学の留学生、ベルチャー・キサリさん(20)は母国の商店街の特徴を挙げた。

 参加者は六グループに分かれ、商店街について話し合った。「(外国人にも分かりやすいように)商品の店頭広告にひらがなや英語が併記されているとよい」「商店街に無線LAN環境が整備されていると外国人も利用しやすい」といった意見が出された。

 世田谷区在住の外国人は二〇一二年八月に約一万四千九百人だったが、今年一月現在では約一万八千二百人と急速に増えている。地域住民が外国人を受け入れたり、外国人が住民と交流する機会を増やしたりするため、区は昨年十一月から今回を含め、計四回の交流ラウンジを開催している。