今年1月、下北沢に世田谷区“初”となる貝専門店『貝グリル&ワイン 東京シェルモアナ』がオープンした。

オープン記念を祝して現在、赤字覚悟?の嬉しいキャンペーンを実施している。さらにこの店の素晴らしいところは、飲兵衛にたまらない価格設定にあった!

さっそく聞けばお得すぎて教えたくなくなる内容を、一挙にお届けしていく。(予約は必須!)


あなたはどちらを選ぶ?国産生牡蠣が1ピース200円!

まずオススメしたいメニューがこちらの「国産生牡蠣 」“1ピース200円”。値段が安すぎて品質が心配……という声も挙がりそうだが、この日用意してもらったのは「昆布森」「厚岸(あっけし)」「徳島」といった国産のみ。

どれも築地から毎日取り寄せているので、新鮮な状態で味わえるのだ。通常価格でもお得に感じるが、金額以上のクオリティで身はどれも大ぶり。レモンの汁をチュッとかけ、ツルッと飲み込めば濃厚な味わいが口の中に広がる。

またここでのオススメは、牡蠣にスコッチウイスキーを一滴垂らして頂くスタイル。スコットランドでは定番の食べ方で、「ボウモア」(グラス650円)の磯の香りとスモーキーさが牡蠣によく合うのだ。

生牡蠣を注文する際は、ぜひこの食べ方にチャレンジしてほしい。


何個掴めるか?はまぐりの掴み取りが300円

貝専門店とだけあって扱っているのは、もちろん牡蠣だけではない。さきほど紹介した生牡蠣1ピース200円と、こちらのはまぐりの掴み取り300円が選べる仕組みとなっている。

ひとつひとつがかなり大きく片手で掴むとなると、4〜5個くらいが平均だという。手の大きさよりもパズルのように貝同士を上手くはめ込むことが、たくさん掴む秘訣だと店主の兼次さんは話してくれた。

ゲットしたはまぐりは兼次さんのオススメである“焼き”の調理法で提供してくれる。そのままはまぐりを網の上で焼くのではなく、アルミホイルに包んで“蒸し焼き”に。


この蒸し焼きにされたはまぐりは、味付けを何もしていないのに貝の旨味がぎゅっと凝縮されている。お好みでコショウを足してもいいが、素材の良さを堪能してほしいので、まずはそのまま味わってほしい。

通常、網の上でそのまま焼いてしまうと貝が開いたときに、せっかくの出汁が外に溢れてしまう。しかしアルミホイルに包まれることで、貝の出汁が溢れることなく、より旨味が増すのだ。

こちらのキャンペーンはどちらかしか選べないが、別で生牡蠣やはまぐりの注文はできるので、どちらもぜひ堪能してみて欲しい。貝の旨さに病みつきになることだろう。

またオススメしたいのは、これだけでない!続いては貝専門店ならではのメニューを紹介していく。


貝専門店ならではのメニュー!シャンパンにぴったりなんです

『シェルモアナ』のイチオシメニューは様々な種類の貝が入った「貝蒸し盛り」(1,500円)。仕入れは日によって異なるが、この日は牡蠣、ムール貝、はまぐり、ホタテを用意してもらった。

蒸し方は3種類から選ぶことができ、白ワイン蒸し・日本酒和風だし・ビール蒸しとどれも貝の旨味を引き立ててくれる。今回は一番人気の“白ワイン蒸し”をチョイス。にんにくとイタリアンパセリの香りが食欲をそそる。これにはぜひシャンパンを合わせて欲しい。

なんとオーナーのシャンパン好きが高じてか、「モエ・エ・シャンドン」がグラスで850円、ボトルでは6,000円という破格の値段で提供されている!通常であれば1万円近くする代物が、ほぼ原価に近い値段で飲めるのはこの上ない幸せだろう。


食べ終えた酒蒸しはを〆まで堪能したい。蒸し上げたときにでる貝出汁を使って、〆はラーメン(350円)、雑炊(400円)、パスタ(350円)、リゾット(400円)の4種類から愉しめる。今回は白ワイン蒸しに合わせて、パスタとリゾットをチョイス。

貝の出汁がたっぷり染みこんだパスタに粉チーズ、コショウ、パセリをかけたシンプルな味付けだがこれが旨い。さきほどまでお腹がいっぱいだったはずの胃袋が、〆は別腹と途端に隙間を空けてくれる。


箸が進んでしまうのも解るが、できることなら貝は少し〆用に残しておくと◎。貝蒸しとはまた違った味わいが愉しめる。

〆をどれにするか究極の選択になりそうだが、その日の気分に合わせて選んで欲しい。


まだまだある!貝が愉しめるメニューはこちら

他にも「アワビのレアステーキ」(1,500円)といった、ちびちびとお酒の肴にしたいメニューも。肝をソースにしており、大人向けの味と言える。シャンパンや白ワインがよく進み、ついつい飲み過ぎてしまわないか注意が必要だ。

貝特有の“エグみ”もなく、専門店とだけあってそのあたりはきちんと下処理をしてくれている。普段、貝が苦手という人も素材の良さに「あれ?食べられる!」なんていうこともあるようだ。


そして専門店ならではの餃子は“ホタテ”入り。通常の餡にホタテをぎっしりと詰め込み、肉汁と貝出汁がよく絡み合うのだ。

少量で使われたにんにくが程よい旨味を引き立て、これまで食べた餃子とは一味違う。口に含めばホタテの風味が広がり、ここまで変わるのかと感動を覚えるほどだ。

どのメニューも素材の良さを引き立てており、メインはあくまでも“貝”ということを感じさせてくれる。

「よりお店を知ってもらいたい」というオーナーの心意気による、出血大サービスは見逃せないだろう。下北沢の隠れ家となる貝専門店は要注目だ。


常連から「隠れすぎだよ」と言われるほど、少し分かりにくい場所にある『シェルモアナ』。この“貝”の看板が目印だ


店内はシックで落ち着いた雰囲気。近所に暮らす常連が気さくな店主を目当てに多く集まる。週末は予約必須!