2016年も残り僅か。ここに来て話題店のオープンが続き、盛り上がりを見せている。今回は、今年誕生したレストランからコスパどころか、お得すぎる6軒を紹介!シャンパンバーから和食店まで、現在の東京で、いち早く予約すべきレストランはココだ!


ローラン・ペリエが¥600!? 銀座で泡はココが賢い!『バブルズ ギンザ シャンパンカフェ』

「女性ひとりでもカフェ感覚でシャンパンを楽しんでほしい」とオープンした一軒。「シャンパンアンサンブル」は、2,200円で3種類が味わえるお得なセット。「ローラン・ペリエ」「アヤラ・ロゼ・マジュール」「キャティア」など、有名メゾンがそろう。

オーダー時に1杯を「ミモザ」や「シャンパンモヒート」などのカクテルに変更することも相談できる。ランチタイムには、なんとプラス600円で、「ローラン・ペリエ」が1杯セットに。しかも17時までという嬉しい設定だ。銀座の相場の半額以下!?


食べ応えあるランチメニュー。「生ハムとアボガド、モッツァレラチーズの雑穀パワーサラダ スタッフドバケット付き」¥1,200


シャンパンとの相性を考慮した料理。「サーモンのタルタルシャンパンソース」¥1,800


女性同士で訪れたい、華やかな雰囲気


全種制覇不可能なグラスワインが40種!『カルム』

店名は「穏やかな」や「凪」の意。首都高と山手通りが交差する窓の景色とは対照的に、店内には、ゆったりとした居心地のいい時間が流れる。

「どのワインを選ぶかは、料理やお客様、時間帯、その場の雰囲気を読み、パズルをはめるようなものですね」と語るのは、オーナーソムリエの佐野敏高氏。リストはなく、日々次々とワインが抜栓されるため、常時40種類以上がグラスワインとしてスタンバイする。フランスやイタリアなどに加え、オーストリアや南アフリカなど、実に幅広い。

息をのむような料理を担当するのは、『アピシウス』や『urura』で共に働いていた植松裕喜シェフ。カウンター席に座れば、奥の厨房で料理が完成する様子が望める。


爽やかなソースでいただく。「季節野菜のエチュベ コリアンダーの香り」¥1,080


広々とした店内は、夜になるとワインを求める人で賑わう


麻布エリアで最安値!? ¥3,800で旬のフルコース『麻布 美の』

新橋で14年愛されてきた和食『美の』が、満を持して姉妹店をオープン。東麻布の閑静な一角という立地にもそそられるが、充実の料理とその価格に驚かされる。前菜、刺身、焼きもの、スープ、揚げもの、茶碗蒸し、土鍋ご飯という、ご覧の通りの季節感溢れる内容で税込み4,104円。

お値打ちの理由を尋ねると、「私自身がお酒好きで、しっかり食べて飲んで6,000円くらいだと嬉しいなと思うんですよね」と微笑む店主の佐川美雄氏。価格は抑えているが、上質な食材を丁寧に仕込むことで極上の和食に昇華。

血合抜きの鮪節で丁寧にとる優しい風味の出汁が、素材の味わいを引き立てている。本店はコース1本だが、麻布ではアラカルトの対応もスタート。


ホロリと崩れる軟らかさ。2日間かけ、味を染み込ませている。「赤味噌の角煮」¥1,080


お一人様でも訪れやすいカウンター席がうれしい


あの高級居酒屋の新業態やそば割烹が登場!

あの『田中田』の水炊きが西麻布にオープン!『博多中 NISHIAZABU』

博多名店『田中田』が、一昨年、東京進出を果たし、『博多田中田 西麻布店』をオープン。〝なんでもある〞安心感や使い勝手のよさに夜な夜な人が集まる人気店となった。今年、同じ西麻布に誕生した『博多中 NISHIAZABU』は、鍋コースをメインに展開する。

東京にいながらにして、創業23年の博多の味がいただける「水炊き」は、丸1日かけて丁寧にとった濃厚なスープが感動モノ。ほかに、「トロネギま」「豚しゃぶ」「もつ鍋」冬季には「河豚」も加わり、バリエーション豊富にラインアップする。

9部屋の個室を完備するので、接待などにも重宝しそうだ。九州の食材を空輸でその日のうちに提供できるのも博多に本店があるからこそ。


熊本県から直送する最高級のトモバラを使用。「トロ馬刺し」¥2,592


ふっくらとした上質な身。「赤むつ一夜」半身¥3,132


接待にも利用できるので、様々な使い方ができる


端正な割烹料理と楽しむ手打蕎麦『妻恋坂 けい吾』

湯島/懐石

白地に〝けい吾〞の文字も凛々しい暖簾をくぐれば、木肌の温もりが伝わる憩いの空間。フラットなカウンターの向こうで、ひとり寡黙に料理を作るのはご主人の阿部圭吾氏。西麻布の日本料理店で基礎を学び、さらに好きな蕎麦を極めるべく神保町の名店『松翁』で修業。今年の4月、晴れて独立を果たした気鋭の料理人だ。

「和食は引き算の面白さがある。そこが魅力」とは阿部氏。素材の持ち味を最大限に引き出すため、如何にシンプルに、かつ独自の味を打ち出していくかが腕の見せどころというわけだ。


和食の要である〝出汁〞にしても、基本のとり方はそのままに、すっきりした中にも深みのあるコクや風味を持たせたいと、利尻昆布を主に羅臼昆布や真昆布を隠し味にブレンドするといった按配だ。

コース前半は、純粋な割烹料理で旬を愛で、後半は修業先仕込みの天ぷらと手打ち蕎麦、冷麦で大団円が同店のスタイル。のど越しの良い十割蕎麦はたおやかなコースの〆にはぴったりだ。


10月には東北産や丹波産の松茸も登場する


取材時(8月末)は、茨城産の常陸秋蕎麦だが、9月中旬からは、北海道幌加内産のキタワセの新蕎麦が届く予定


ご主人の阿部圭吾氏。秋田出身の36歳


今年の4月11日にオープン