今まで東カレWEBでは、主要読者層である東京のハイスペックな男女たちを主人公にした多数のドラマやエッセイをお送りしてきた。

登場人物を職業ごとに分け、暗喩的にその職業の男女の良し悪しを描いてきた。その中で、東カレWEBの読者には結婚関連の記事の需要が極めて高いことが明らかになってきた。 それは、東京結婚式明細や、新・東京婚活事情の異様に高いページビューが物語っている。

そこで我々は、東京ハイスペック男女の職業別の恋愛・婚活傾向の分析を深めることにした。これは東カレWEB編集部の叡智を集結させた、完全ノンフィクション作品だ。

外銀女子、外資コンサル男子、CAに続き、今回は不屈の人気を誇る、商社マンを紹介する。



未婚アラサー商社マンは、2,700名と推測


<商社マンの棲み分け>

①:総合商社(三菱商事、三井物産、住友商事など)
②:専門商社(阪和興業、JFE商事、伊藤忠エネクスなど)

<五大商社マンの詳細>

五大商社マンの母数:推定9,000名
算出ロジック:1学年1社平均約150名と仮定×5社×23‐34歳で12学年で約9,000名。

アラサーまでの推定未婚率:30%
婚活市場の潜在母数:約2,700名

<出身大学>

東大、京大、慶應、早稲田、同志社、関西学院など


商社マンの魅力:多くの魅力を兼ね備えた、結婚したい男性の職業ナンバーワン!


結婚したい男性の職業ナンバーワンと言えば、不屈の人気を誇るのが「商社マン」だ。

東カレでも「商社マン優作」を筆頭に、彼らが題材となる連載は多く、常に人気を博している。ここでは、総合商社マンについて分析を進めたい。

「高収入」「ブランド力」「一生安泰」「憧れの海外駐在」

これらのカードを揃えた商社マンは、婚活女性にとっては当然魅力的である。「商社マンと結婚したい」「将来は駐妻になりたい」と、声高らかに宣言する女性も非常に多い。一般的に、彼らと結婚した女性たちは、鼻高々である。

年収は30歳で1,000万円前後、日本の看板を背負い、グローバルに活躍する商社マン。東京婚活マーケットでは、一種の指標になる存在であり、市場価値は上位Aランクと言えるだろう。


しかし...、Aランクは最上位ではない...?

商社マンの欠点:Aランクだからこそ気になる、Sランクの存在


彼ら曰く、「商社マン」という肩書は、無敵のスーパーマリオのようなものだという。女性からはモテモテ、世間の評価も高く、会社名をチラつかせれば、どこでも一目置かれる。

しかし、そんなポジションにいるからこそ、どうしても彼らの目に入ってしまうのが、Sランクの世界だ。

そこには、経営者や外資系エリート、芸能人、スポーツ選手など、所詮日系サラリーマンのステータスでは太刀打ちできない強者たちが存在する。東京中心部では尚更だ。

年収で比較しても、Sランク男子は、商社マンの軽く倍以上の稼ぎがある。上には上がいる、哀しい現実。

日系サラリーマンのカーストでは文句なしにトップの座に君臨する商社マンであるがゆえ、Sランクの存在を無視できず、しかし、なかなかその格差を認めることも出来ないケースが多い。

「生涯年収にしたら変わらない」
「俺たちは金の亡者ではない」
「所詮、下品な成り上がりの集まりだ」

Sランクの男たちに対して、この様な意見を持っている、または発言してしまう商社マンは、確実に存在する。


商社マンが好みそうな女性:良妻賢母系女子orキャリアウーマンの二極化?


一昔前までは、商社マンの好む女性と言えば、やはりCAが多かった。

お食事会や出張先での出会いも多く、海外生活を視野に入れれば、彼女たちの適応力の高さ、ホスピタリティといった要素は、商社マンに好まれるからだ。

CAに限らずとも、育ちの良いお嬢様など、やはり彼らは良妻賢母系の女性を選ぶ傾向にある。結婚を考えるとき、商社マンは常に海外駐在生活を想定するため、基本的には専業主婦を希望する。そして、亭主関白気質の男も多いというデータもある。

しかし、最近のトレンドとしては、社内婚や他社のキャリアウーマンを選ぶ商社マンも多く、共働きも多い。社内婚であれば、女性は休職をし、駐在に帯同することもできるそうだ。

また、社内の美人に関しては、男同士の熾烈なバトルが繰り広げられるとの噂も聞く。

そして、安定志向の商社マンは、モデルや芸能人、女子アナと言った世間露出の高い人種には、意外に興味は薄い。


そんな彼らの婚活事情、そして、Sランク商社マンの存在とは...?!

商社マンへの処方箋:同レベルの女性で手を打つべし


商社マンは、駐在生活を前提とした福利厚生など、結婚によるメリットが大きい。

家族同士でのイベントも多いため、結婚願望のない商社マンは少なく、30歳までには半数以上が既婚者となる。

しかし、前提としてモテモテの商社マン。無駄に理想が高くなってしまった彼らの少数一部は、結婚願望が強いにも関わらず、なかなか結婚に踏み切らないケースがある。

「外見」「内面」「家事能力」「家柄」など、彼らの女性へのチェック項目の多さは果てしない。ああでもない、こうでもないと、上から目線で多くの女性と付き合い、なかなか腹を括らない。

この現象は、商社マンの中でもアッパー層に位置する男たちによく見受けられるようだ。

彼らは自分たちの同レベルの、CAや読モ出身OLといった女性たちに、イマイチ満足できない。女が白馬の王子様を夢みるのと同じように、女性に幻想を抱き、上ばかり見上げている。

しかし、彼らの理想の女性というのは、だいたいSランク男子にアッサリと横取りされるのだ。

彼らへの処方箋としては、無駄に高い理想を捨て、自分と同レベルの女性で手を打つことであろう。


婚活成功例


アラサーで、Aランク女子との結婚を果たし、家庭的な夫となり落ち着く商社マン。

妻の力量が彼らの出世に反映されることも多いため、外見やステータスよりも、内面的能力の高い女性を選んだ商社マンは「勝ち組」と言えるかも知れない。

タイミングが良ければ、子供は帰国子女となり、絵に描いたように幸せで裕福な家庭となる。


婚活失敗例


先述したように、理想が高すぎて婚期を逃してしまった商社マン。

独り身で長期海外赴任になってしまった場合は、かなり寂しい生活を送ることになるそうだ。アラフォーに突入してしまえば、いくら商社マンと言えど市場価値は下がり、結婚へのハードルは高くなる。

また、遊び好きな商社マンも多い。海外での火遊び、不倫などの噂も絶えない。バツイチ商社マンの数も、意外に多い。



「商社マン」という肩書は、ある意味「無敵のカード」というのは間違いなく、東京の婚活マーケット事情は、彼らの存在なしには決して語れない。

そして、日系独特の超縦社会で生きる彼らにとって、そのスーパーマリオ状態をいかに維持し続けるかは、「結婚」という要素が深く関わってくる。

Aランクという人種は、意外に引き際を見極めるのが難しいため、商社マンが最終的にどのような女性を選ぶのか、その婚活事情は一言で言えば非常に面白く、世間の関心は高い。

そして最後に、商社マンはAランクだと散々述べたが、Sランク入りを果たす彼らの一部をご紹介しよう。

それは、主に港区生まれの、有名私立一貫校出身の御曹司たちだ。

彼らは、商社マンの長所と家柄(不動の財)を併せ持ち、将来的には家業を継き、経営者となるケースもある。芸能人や有名女子アナと浮き名を流すことすらあり、東京婚活マーケットに於いて最強説も噂される。

東京婚活マーケットとは、実に奥が深い。



次週10月9日日曜更新予定
「可愛いOL」の代名詞、損保OL。彼女たちの結婚観とは?


【これまでの東京婚活マーケット分析】
vol.1:ホントに高嶺の花?自分大好きすぎて、ホスピタリティ・ゼロな外銀女子
vol.2:天才エリート集団、外資コンサル男子。IQもモテ指数も高いが、変人率も高い
vol.3:バブル期は「女の花形」と言われたCA、絶賛デフレ進行中