世の中には「女は30歳までに結婚しろ」「男性が40歳過ぎて未婚・バツなしだと何かあると疑え」という、シングル・バッシングがまかり通っている。

その呪縛に囚われたように焦る人も多いが、果たしてそれは本当に正しいのだろうか?

そんな、あえて“結婚しない”人たちの事情に迫る。

これまでに、仕事が楽しくて結婚しない美奈子、自由にお金が使える独身生活を満喫中の裕也、アラサー女子と付き合うのは重いと言われた紗江、結婚したら鬼嫁に豹変した前妻のトラウマで結婚したくない伸夫、東京市場に良い人がいすぎて選べない美希などを追った。

今週は?


<今週のお独り様>

名前:恭平
年齢:33歳
職業:医者
ステータス:彼女なし
理想の女性:嫁として考えた時に100点満点で笑顔が素敵な人


年齢と共に、女性に対して慎重になる男性陣


恭平が考える女性の最高値は、出会った瞬間である。

仮にミランダ・カーのような小悪魔的美人顔にスーパースタイルという、どタイプの女性がいたとする。出会った時は、100点満点にしか見えない。しかしそんな超S級女子でも、一緒にいる時間が長くなるほど、幻滅する点が多くなっていく。


年齢と共に高くなるプライド。下げられない理想。
加えて、結婚適齢期。

いつの間にか相手に対して求めるものが多くなり、無駄に慎重になってしまった。いつか別れが来るような、軽い関係の人だったらどうでも良い。でも将来、永遠に一緒にいる人は妥協できない。軽く手を出すことさえできなくなった。


100点から始まる恭平のジャッジ。減点に繋がる女性の仕草とは?

幻滅する女性の仕草


例えばお食事に行った際、箸が上手に持てない子はその時点でマイナス50点。どんな美人でも、“躾“がなっていない女性は一気に冷めてしまう。「ご馳走様、ありがとう」が言えない女性は、もはや論外だ。

温泉などの旅行に行った際に、浴衣の着方が分かっていない女性も気になる。また、荷物が整理整頓されていないと家が汚くなりそうでマイナス20点。

自分の家に来て、向こうが料理をしたいと言い出したらそれは“減点オンパレード”の始まりである。料理の手順が悪かったり、使い終わった後のキッチンが汚かったりすると完全にアウト。将来一緒に暮らす人は、絶対に綺麗好きが良い。

料理のセンスも重要で、決して豪華なフランス料理を作れとは言わないが、最低限のことは出来る人がいい。

そして払ってもらうのが当たり前と思っている女性も結婚後の金銭感覚が不安なのでNGだ。(しかし恭平が好きになるようなS〜Aクラスの女性に限って、大概払ってもらって当たり前だと思っているが...)その一方で、全く頼られないのも寂しい。

その他、どんなに綺麗でも知性が無い人もダメだ。会話が噛み合わず、頭が弱い人はもはや採点不可能だ。



だから独りなんです


相手への理想をあげればキリがない。理想が高いのは自分でも分かっているが、普通に生きてきた女性ならできるようなことだと思っている。

このことを女性に言うとドン引きされるか、怒られることもある。

「人のこと言ってばかりで、自分はどうなの?」
「そんな人、世界中どこ探してもいないから」
「もはや女性蔑視。相手に対して失礼だわ」

(女性には散々言われるが、同性の友達からは意外に支持を得る。)

20代の頃はもっと簡単に付き合えた気がする。軽いノリだけで、勢いだけでなんとかなっていた。今となっては名前も覚えていない位の短期間だった人もいる。細かいことは気にしていなかったし、ただ顔やスタイルがタイプならば良かった。

しかし30歳を過ぎた頃から、付き合う相手の背後に結婚がチラつき始めた。相手を彼女じゃなくて“嫁候補”として見るようになった途端に、相手の両親のことや知的さなど、今まで気にしていなかった項目が気になり始め、決められずにいる。


結婚を意識して動けなくなるのは、実は女性ではなく男性側だった!?

相手を減点方式でしか見れない悲劇


すぐに理想の人が見つかるだろうと思い、28歳の時に彼女と別れてから30歳になるまで、全く焦っていなかった。しかし現在33歳になり、少し焦っている。

皮肉なことに、年齢を重ねる毎に慎重になり、恭平が女性に求める理想は高くなるばかり。28歳の時よりも、さらにこじらせ男子になってしまった。

「下手に好きでもない人とも付き合えないし、ここまで来たなら妥協もできず...」

恭平の場合、自分はピュア過ぎるのではないかと最近思い出した。周りはもっと気軽にデートを楽しんでいるし、適当に遊んでもいる。

しかし、気がつけばそのように遊んでいる人たちは結局結婚願望のない人ばかり。結婚願望が強すぎることが逆に裏目に出ている気がしてきた。

「恭平も、適当に遊んでその中から見つければいいじゃん」
「お前、それ重いって」

周りの友達からはそう言われるが、30歳を過ぎた今、真剣に向き合える人としか時間を過ごしたくない。しかし色々とデートしてみても、結局すぐ嫌な所が目について長続きしない。昔は違ったのに、今は減点方式でしか相手を見ることができなくなっている。



口には出さないけれど、結婚したい男性達


30歳過ぎの独身は、女性の方が結婚願望が強いと思いがちだが、そうとも限らない。焦ってはいないが、意外に結婚願望が強い男性も多い。

結婚願望が強い女性は、行動が早い。「これ!」とターゲットを決めると、何としてでも結婚に持ち込もうとするし、獲物を逃さないパワーがある。また、港区仮氏のように、複数の結婚相手候補を同時に走らせ、比較できる器用さもある。

しかし男性は意外に結婚相手だと意識した途端、急に不器用になる。前まで軽かった人も慎重になり、チェック項目が一気に100個位増える。女性のような身軽さはなく、非常に重い。



理想を下げるべきなのは分かっているが、嫁になる人は妥協できない。出会った時は100点でも、会うたびに点数が減っていく減点方式では、完璧な人などいないことも分かっている。

でも、結婚する人は最高の人が良い。100点満点の人に出会えるまで独りでいると決めている恭平は、今日も理想の人を探している。


次週10月9日日曜日更新予定
女子会はアッピアで。最近の草食系男子に物申したいシングル女子とは?


【これまでの独りですが何か】
Vol.1:33歳未婚。仕事が恋人で何が悪い?
Vol.2:責任とか負いたくないっす。毎週末飲み過ぎちゃう広告代理店マンは結婚願望ナシ!
Vol.3:30歳を過ぎた独女との交際は重い...。勝手に責任を感じられるのは大迷惑!
Vol.4:結婚前は可愛いかったのに...(泣)妻になった途端に態度が急変する女性たち
Vol.5:東京市場は良い男で溢れてる?選択肢が多いと婚期が遅くなるのでご注意を