美食家が集まる南青山エリア。この激戦区にミシュラン1つ星で修業を重ねた若きシェフが立ち上げたフレンチが話題になっている。外せないデートの為に押さえておきたい名店だ!


有名店が集まる美食の街、南青山。そんな激戦区に満を持してオープンしたのが『Meilleur Avenir a Tokyo』だ。多くの人で賑わう青山通りを1本奥に入った閑静な場所に佇む、隠れ家フレンチレストラン。

地下へつながる階段を下ると、そこに広がるのはゆったりとした空間。高級感がありながらもどこかアットホームな雰囲気があるからデート使いにもちょうどいい。


店内はメインフロアのほかに、個室も5つ。同行者の雰囲気に合わせて選ぶことができる。しっとり語り合いたいなら個室がおすすめ。

メインシェフの平本氏は1982年生まれの34歳という若さ。だが、その腕と技は確かだ。パリ郊外のミシュラン1つ星店で3年に渡りスーシェフとして働きながら、フランス国内やヨーロッパ各地をまわり、さまざまな料理の方向性を学んだという。

日本に帰国後は、地元神奈川の生産者と密な関係になりたいと地元のレストランで働き、その後メイユーアヴニールを立ち上げた。

店名の”Meilleur Avenir”は、フランス語で”最良の1日を”という意味を持ち、店のコンセプトは「より良い未来」。


そのコンセプトの元、シェフが創り上げるフレンチは、前菜、魚・肉料理、デザートどれをとってもアートのような鮮やかさと斬新さがあり、かつ遊び心溢れる新しいフレンチスタイルを提案してくれる。

地元平塚の色鮮やかな無農薬野菜にこだわりの産地直送の食材を組み合わせ、そこにシェフの技が加われば普段味わうこととできない「非日常」を感じる料理の完成だ。

メニューは、ランチ2種類(2,400円4品、5,500円5品)、ディナー2種類(7,500円7品、10,000円10品)のコースのみ。さて、今回は7,500円のディナーコースを紹介しよう。


アペリティフとして登場したのは、繊細な見た目ながら手でつまめるカジュアルさを持つ一口サイズ。細長い「ジャガイモのチュイル」はマヨネーズソースをたっぷりとつけて、サクっとした食感を楽しもう。

「穴子と味噌のブランダード」はかだいふ巻きに、フォアグラにはチョコレートと七味唐辛子のギャップが良いアクセントになっている。


紅薩摩を使ったスープには、ダージリンの風味を乗せて。スプーンに乗っているソルベヨーグルトと巨峰を混ぜて楽しむという遊び心も忘れずに。


「SANMA 2016」と名付けられた次の料理は、その名の通り秋刀魚を使ったこの季節らしい一皿。見よ、この鮮やかさ!普段食べる秋刀魚もシェフの腕にかかると、こんなご馳走にに変身してしまう。

ディルの花が可愛らしい秋刀魚のポワレの上に、チーズをまぶしたカリカリの秋刀魚の骨せんべい。添えてあるグリーンは、キュウリを叩いてビネガーを合わせたソース。酸味の中にほのかな甘みがありほろ苦い秋刀魚にピッタリだ。

さらに秋刀魚の肝のピューレも添えられ、旬の秋刀魚を余すことなく堪能できる。


お次は、ムール貝を使用したシェフこだわりの逸品をご紹介

ムール貝に“いわいどり”のスモークを合わせ、フォアグラとトリュフのタルタルを混ぜて濃厚な味わいに仕上げた逸品。

トマトにはエスプーマとレモンピールを乗せ、口当たりも滑らかに。ソースの泡にまでムール貝を使うシェフのこだわりだ。


「仏産キノコのフリカッセ、トリュフノーソースで」キノコと大きなトリュフは、まさしく秋を感じられる演出。エスプレッソカップにはコンソメスープにトリュフとライムのピール


メインの肉料理は、山形牛の黒毛和牛サガリを使用し、ソースはブイヨンに味噌を合わせ和の要素もプラスしている。シェフの地元の平塚で作られた無農薬野菜はシンプルなグリルだがとても甘さがあり、旨みたっぷり。


デセールは、和梨のシャーベットとアーモンドのムース


食後のコーヒーに合わせて、可愛らしいミニャルディーズ


実は料理のところどころに花が添えてあるのにお気づきだろうか? 料理のひとつひとつが繊細で登場するたびにテンションが上がるニクい演出は、失敗できないデートの為に押さえておきたい新店だ。