銀座から一歩離れた、閑静なエリアにその名店は誕生した。

外資系ホテルで名をはせた一流シェフの、ファーストクラスのフレンチフルコースが5,500円で味わえるという驚きの新店だ。

雰囲気も味も抜群の、その奇跡的コスパフレンチをご紹介しよう!


東京駅からひと駅、銀座からもタクシーですぐだが閑静な「八丁堀」周辺。通りを歩いていると目の前に現れるのは、ガラス張りの美しい箱のような建物。

ここが注目のフレンチレストラン『マチュリテ(Maturite)』だ。いまここがグルメエリアとしてふつふつと盛り上がっている。

実はこの店、八丁堀の予約が取れない人気店『レトノ』の姉妹店。『マチュリテ』がオープンしたのは『レトノ』の160m先なのだ。まだあまり知られていない穴場である。

ここでシェフを務めるのは『ストリングスホテル東京インターコンチネンタル』で総料理長を務め、タパスとアペタイザーを合わせた“タパタイザー”を広めたと言われる小橋潔氏。


彼が創り上げるファーストクラスのフレンチフルコースが5,500円で味わえるという、その奇跡的コスパにも驚きだ!もちろん、ボリュームも申し分ない。

ホテルで経験した正統派フレンチを残したいと、敢えて料理はおまかせコースのみの1本勝負。そこにあわせるワインは、酒屋発祥のレストランならでは。

自社で直輸入しているドイツ産に注目し、なかなか出会えない小さなワイナリーのものまで幅広く、リーズナブルな取り揃えが有り難い。

6品のコースの構成は、季節野菜のエクレア、アミューズブッシュ、魚介料理、肉料理と、5,500円とは思えないフルコース。

コースの1皿目を飾る「季節野菜のエクレア」は、カボチャをふんだんに使った可愛らしい一皿。カボチャを練り込んだ生地にカボチャのクリームとサワークリーム。

トップにはカカオパウダーがたっぷりトッピングされた、フレンチらしいお出迎え。


アミューズは、味だけでなく見た目も楽しめる2皿と、シェフのスペシャリテが登場。

海老のオレンジ色とグリーンピースのグリーンが鮮やかに層になるコンソメジュレは、まさにシェフの技が光る。


流星のように盛り付けられた真鯛のマリネには麦や雑穀、生姜のソースなど、和の要素も取り入れている。


シェフのスペシャリテは、オープンから変わらぬ人気を誇る「フォアグラのコンフィ 胡麻のクルート焼き パンデピスのキャラメリゼ添え」。

コンフィしてテリーヌ状にしたフォアグラを胡麻で包み込み、下に隠れているパンと一緒に口に運ぶと、とろけるフォアグラとサクっとしたパンの食感が楽しめる。

ついついワインも進む一品だ。


魚介料理は「季節の魚、帆立、海老、いか、ムール貝、魚介たっぷりブイヤベース」。

手間暇かけてじっくりと仕上げられ、魚介の旨みがぎゅっと凝縮された至福のスープ。


添えてあるアイオリソースと魚の形に焼き上げたおこげはお好みで付けて、味の変化を楽しんでほしい。


続いては肉料理!まだまだ続くコースの皿数がすごい!

肉料理は「鴨のロースト ヴァドゥーヴァンスパイス風味 トウモロコシのクリーム」。


自社輸入しているワインはここでしか飲めないという貴重なものも揃う。


店内は、ガラスを生かしたくさんの緑と光に包まれる、パリの中庭にいるようでシックな空間。

こんなにオシャレな空間で駅からのアクセスも良く、さらに驚きのコスパでフルコースが楽しめるとは、まさに穴場!

徐々に予約が取りにくくなっているというから、早めにチェックしておいて損はないぞ。


もちろんカウンターはシェフの目の前の特等席だ。


ガラスを生かし、緑に囲われた空間はまるでパリの中庭のよう。