クラフトビールの流れから誕生した“クラフトジン”、ほぼ真っ暗な日本酒バーなど、今、酒もバーも面白くなってきた。そんな中、今回はモテるをキーワードにバーを厳選!

カフェ感覚で昼間っからトレンドカクテルを楽しんだり、真っ暗闇で緊張感と高揚感をアゲたり、存分にバーを活用してモテていただきたい。


「ビールじゃないクラフト行かない?」なんて明るい時間に誘ってみては?

170種以上ものジンをそろえる『GOOD MEALS SHOP』のオーナー・三浦武明さんは世界的なクラフトジン人気を〝必然〞と話す。

「この流行は、サードウェーブコーヒーやクラフトビールが注目されたことと本質は同じです。ローカルの味を手に入れるのが難しかった都市部で、地元の生産者が丁寧に造ったものを丁寧に売りたいというマインドが広がり人気高まっています。大量に造り流通させる商品には賞味期限を延ばすものが多く、その過程で余分なものが入ったり大事なものが省かれたりしてしまいますが、クラフトにはその心配はありません」

トニックウォーターが変わったことも流行の大きな理由となった。

「香料の強いトニックで割ったらどのジンを使っても味が同じになってしまいます。しかし、香料を使わないナチュラルなトニックウォーターがNYやロンドンで生まれて、ジン&トニックの楽しみ方が広がりました。クラフトジンそれぞれの良さが全面に出せるようになったんです」

ここのジン&トニックを飲むと、それは従来のものとは一線を画すクリアな味わい。ボタニカル(植物)が香る泡は、まさに女性が好む爽やかで身体に良さそうな飲み心地だ。つまりはデートで飲むにもうってつけなのである。


エディブルフラワーをあしらったジン&トニック各¥750。ハーブの香りを楽しむことができ、花は食べることも可能


ジン&トニックの飲み比べデートを実践するにはこのうえない場所!『グッドミールズショップ』

Charge ¥0

ケチャップからアイスキャンディーまで一貫して自家製にこだわる『GOOD MEALS SHOP』は、ジンにおいても個性のある銘柄を約170種常備。味わいを明記した分かりやすいメニューが置かれていて、それをパラパラと見ながらどれを飲むか決めるのも楽しい時間だ。

「クラフトジンはボトルやラベルも面白いのでジャケ飲みするのもおすすめです」とは三浦さん。

カフェのような爽やかで明るい内装なので、コーヒーを飲むノリで最新のジン&トニックを試すことができる。


店が推薦する6種のクラフトジンから3種類を選んで少しずつ飲み比べられるテイスティングセット¥1,500


最強に口説ける暗闇の隠れ家BAR3選

内装はアレキサンダー ワンの店舗も手掛ける気鋭のデザイナーが担当『トウェルブ』

Charge ¥1,000

西麻布の交差点に近い外苑西通り沿いにして、扉を開けると店内は外とのギャップが激しい暗い隠れ家。そしてライティングがなんとも艶っぽい内装にして日本酒バーなのだから、意外性は連続する。客の目線よりも下に照明を配したのがオーナーのこだわりだ。

この夏にオープンしたここ『twelv.』は、国内でも珍しいビオ日本酒とスパークリング日本酒の専門店。これまで日本酒バーといえばカジュアル過ぎる酒場が多かったけれど、ここなら色気も保ちつつ気軽に酒の美味しさを発見できる。


右は「山形正宗 生もと純米酒 1898」(¥1,000 8月時入荷)。左は秋田の地酒「亜麻猫」と日本酒ベースの桃のリキュールを使ったカクテル“Momoco”¥1,200


石川県能登の契約農家から直接輸送される無農薬野菜の盛り合わせ¥1,500と、イタリア・トスカーナから取り寄せた名熟成師エロスさんによるチーズの盛り合わせ¥1,800


日本酒はその時々で12本を厳選(一杯¥1,000〜)。「いまの日本酒の楽しさ、幅の広さを伝えるのがミッション」とは利酒師のブーラフさん。メニューはあれどブーラフさんに好みを伝えて、おまかせする方が賢明だ


小説のような人間模様が繰り広げられる、秘密の社交場『NO NAME』※こちらのバーには店名がありません。

Charge ¥2,000

とある雑居ビルの2Fにある扉を開けると、そこは仄暗い秘密の洞窟のようなバー。看板はなく、そもそも名前すらない。そんな謎めいた店に夜な夜な集まるのはアーティストや彼らを応援する起業家たち。

ここでの出会いが1本の映画制作に繋がったこともあり、まるでアンディ・ウォーホルらが集った『The Factory』の現代版のような側面も。住所・電話番号は非公開だけれど、SNSをヒントにアンテナを張っていればいつかたどり着けるはず。

一度入れたら誰を連れて行っても驚かれるので、追求し続ける価値あり!


アル・カポネが愛したライウイスキー、100年以上歴史をもつ技法にこだわり6人の男たちが作った幻のスコッチなど、お酒のセレクトはストーリー重視。ドリンク¥1,000〜


つまるところ、こういうバーで経験を積むことがモテる男への近道『歯車』

Charge ¥1,000

「沈黙が気にならない間柄になってからのほうが向いているかもしれません」と話すのはオーナー兼バーテンダーの濱本義人さん。確かに目が慣れるまで少々時間がかかるほど照明を落とした店内は、しっとりした大人の雰囲気。

だからこそ、普段バーに行かない男女でもいい経験になる店で、ふたりそろって少し緊張するぐらいが吊り橋効果でその後が進展しそう。

メニューはないため素直に濱本さんに相談を。「中華のあとなんです」「さっぱりしたものを」と簡単に伝えるだけで十分。飲むごとに男度がアップグレードする。


右はブルゴーニュのマール「クロード・デュガ」¥4,200 、左は巨峰のカクテル¥1,800 。巨峰は種ありにこだわり栽培する農家のものを使用し、ジンとパイチュウと合わせている


スポーツ好きも音楽好きも虜にする最新BAR

カードゲームにウイスキー、サッカー観戦etc.大人の娯楽を集結させる西麻布の新店『ムゥ ニシアザブ』

Charge ¥1,000

8月にオープンしたばかりのこの店のMWとは、“Man&Woman”“Mild&Wild”を表し、まさにデートにも当てはまるキーワード。

黒と茶を基調としたシックな内装はセレブリティのリビングルームのようなので、まったり寛いで飲むことができる。巨大スクリーンを使用してサッカー観戦を行うこともあり、隣の客同士が一緒に盛り上がることもしばしば。


ドリンクはマティーニやモスコミュールといったベーシックなカクテルから、旬のフルーツを使用した女性好みのカクテル、そしてウイスキーまで幅広く用意。貸切パーティーが多いこともあり、シチュエーションに合わせて柔軟に対応してくれる。右.ギムレット¥1,100、左.ジンリッキー¥800


ニッポンの美味しいものを堪能しながら、スポーツに熱狂できる夜遊びバー『ザ パブリック シックス』

Charge ¥500

六本木の芋洗坂下に新感覚のスポーツバー、『THE PUBLIC SIX』が8月にオープン。あの『1967』と同じプロデューサーが仕掛けた店で、内装は森田恭通氏がデザインしたと聞けば、夜遊び所としてのポテンシャルは申し分なし。

料理もドリンクも国産にこだわっており、メニューは国内の産地を明記したものが多く揃い、6種の国産クラフト生ビール、日本酒、国産ワインも置いている。


6種揃える国産クラフトビールのうちひとつは、サンクトガーレンがこの店のために作った“THEPUBLIC ALE”なるオリジナルのビール¥850(M)。瀬戸内レオンや静岡産パクチーなど選りすぐりの国産食材で作ったシグネチャーカクテルは、ヘルシーかつ滋味深い味わい。カクテル¥800〜


いい音を隣にブースシートに座れば手が触れ合うチャンスは大!『アールツー サパークラブ』

Charge ¥0

外国人の人気も高く、海外のラウンジのような雰囲気を醸す『R2サパークラブ』が、9月1日に内装もメニューも刷新して再オープンを果たした。新たにラグジュアリーなブースシートが周囲に配され、この席はデートで過ごすのに狙い目。

ブースシート沿い中央にはDJブースも設置され、ハンドクラフトによるスピーカーで音環境も万全。いい音が彼女との距離を縮める後押しをしてくれる。


定番ドリンクはそのままに新たにエレガントさをアップさせたカクテルをオンメニュー。ディレクター、エディ・バフォ氏がプロデュースするカクテルは後をひく危険な美味しさと以前からのファンも多い。ドリンクと相性抜群のフードメニューもアップグレードしている。カクテル¥1,000〜