秋の行楽やホームパーティー、開けた途端に歓声が上がるような「ごちそうサンド」が今人気だ。もはや定番にもなっている老舗の贅沢サンドから京都発の迫力タマゴサンドまで、何を食べてもハズレなし。

今回はテイクアウトサンドイッチに限定してご紹介。スイーツ好きもガッツリ派にもおすすめできる間違いない手土産はこれだ!


迫力とおいしさのあまりあっという間に完食!『マドラグ』のコロナの玉子サンド

ひとめでふわふわ感が伝わる、圧倒的なビジュアル! こんなサンドイッチなら、開いてすぐに歓声が上がるだろう。この逸品が買えるのは2016年8月に神楽坂のキュレーションストア『la kagu』に出店した、『喫茶マドラグ』。

京都の人気喫茶店『マドラグ』の東京初出店とあり、オープン前から話題となった。分厚いふわふわ玉子をサンドした「コロナの玉子サンド」がこちらの名物。『コロナ』とは、以前京都にあった老舗洋食店。その味に惚れ込んだ喫茶『マドラグ』の店主・山崎氏がその味を継承し、おいしさを今に伝えている。

なんと1切れに対してで1個分の卵を使用しているという。濃厚なのかと思いきや、昆布ダシが効いていてあっさりと食べられる。秘伝の味付けが生む、優しく懐かしい味わいで、何個でも食べてしまいそう!

このふわふわ食感を生み出すのは、卵が固まるギリギリの水分量と中火〜弱火という細かな火加減。そして、その後の蒸らしの温度管理だ。また玉子をパンに挟む時、無理に力をかけないこともふわふわの食感を生む秘訣だという。

このテイクアウトの「コロナの玉子サンド」は1日10品限定販売。なるべく午前中に訪れて、この絶品玉子サンドを味わって欲しい。


開業から100年近く愛され続ける『銀座千疋屋』のフルーツサンド

明治27年(1894)創業の超老舗果物店『千疋屋』。定番であるフルーツサンドは、世代を超えて愛され続けている。

フルーツサンドは大正時代にその歴史をスタートさせた。『銀座千疋屋』が果物売り場の2階にフルーツパーラーを開業し、メニューのひとつとして提供をはじめたのだ。質の高い希少な果実をリッチな生クリームで仕上げた味付けが瞬く間に人気となり、政界や文豪をはじめ、銀座の美食家の紳士淑女を唸らせてきた。 みずみずしさを活かしたメロンやリンゴに合わせたいい案配の生クリームは、デザートとしてだけでなく食事サンドとしても楽しめると好評だ。

鮮度が命のフルーツを使用しているので、なるべく食べる時間に近いタイミングで購入しよう。開業から100年以上経つ現代でも、変わらず愛され続けている逸品だ。


レアな焼き加減が絶品すぎる!『新世界 グリル梵』のビーフヘレカツサンド

ガッツリ派も大満足間違いなしのこのサンドイッチなら、男性にも肉食女子にも喜ばれるだろう。

『新世界 グリル梵』とは、大阪・新世界の通天閣の下で70年以上伝統の味を守り続ける洋食店。そんな名店の名物が、牛肉のヘレカツをサンドイッチにした「極上ビーフヘレカツサンド」だ。今でこそ牛カツはスタンダードになりつつあるが、『新世界 グリル梵 銀座店』が東京進出を果たしたのは平成20年(2008)と牛カツブームが起こる少し前のこと、まさにブームの火付け役とも言える。

同店の「ビーフヘレカツサンド」の魅力は、レアな火入れと特製ソースの味わい。薄めのパンに挟まれたヘレカツはピンクの半レア状態で、そこに特製のデミグラスソースにつけられている。他では味わえない格別の一品。

見た目も食べごたえもガツンと満足感があるので、ここ一番の時に選びたい手土産だ。


こちらも大人気の卵サンド!

芸能人のファンも多数!麻布十番の逸品『天のや』の「タマゴサンド」

卵サンドなら、こちらのお品も大人気の手土産だ。このごろは本店以外にもデパ地下の出店もあるので買い求めやすくなった。

平成15年(2003)に麻布十番に居を移した『天のや』は、昭和7年(1932)に大阪で創業した老舗の甘味処。ここの名物「タマゴサンド」は、ホワッホワのだし巻き玉子が特徴。

手作業で空気を取り込みながら作られる絶妙な食感と、出汁の旨み、そしてマスタードの辛みが混然一体となり、口の中を至福に誘う。手でつかむと、想像以上の柔らかさと、相反する重厚感に驚くはず。たっぷりと出汁を含んだ出汁巻き玉子はずっしりと重く、一口食べた人を虜にしてしまうとか。

実はこの「タマゴサンド」は、芸能人御用達のサンドイッチでもあるとか。人気商品ゆえ、売り切れも日常茶飯事。確実に購入したい場合は、予約必須だ。


フランスパンの概念を覆した『ヴィロン』のジャンボクリュテ

『ヴィロン』といえば、フランス直輸入の小麦粉を使用し、本格フレンチスタイルのブーランジェリ・パティスリー。併設するブラッスリーでは、一番人気の「バゲットレトロドール」をよりおいしく食べられる食事も提供している。

そんな『ヴィロン』の人気フランスパンを贅沢にサンドイッチで味わえるのが「ジャンボクリュテ」である。

購入時には店頭で一口サイズにカットしてもらって手土産にするのがスマートだろう。ブラッスリーでの贅沢なパリへのショートトリップを、テイクアウトしたような上質なひと時を楽しめる。


パワフルサンドならこちら!『北島商店』のメンチカツサンド

パン屋のサンドイッチではなく、肉屋のサンドイッチを食べたくなったら、『北島商店』を訪れるべきである。『北島商店』とは、水泳の北島康介選手のご実家としても有名なお店。名物は1日2000個売れることもあるという「メンチカツサンド」だ。

3代目のご主人自らが目利きする厳選の国産の牛肉、豚肉を使用。玉ねぎはシャキシャキと食感がたっぷり残るように混ぜられる。そうすることで、肉の旨みとヘルシーさの絶妙なバランスが生まれているのだろう。機械に任せることなく、完全手作業で各工程を行うのもポイント。

また、そのボリュームにも注目。サンド1つにメンチカツ半分がぎっしりと詰まっている。特注のしっとりとした食感のパンと、メンチカツをつなぐソースは、特別にブレンド。隅々までこだわった一品なのだ。

がっつり系がお好みの男性におすすめだ。