クルマ音痴の東京カレンダー編集者・船山を一人前のクルマ担当に育てる本連載。自動車を得意とするベテランライター・サトータケシが、全日本クルマ音痴代表の編集部員船山(通称ふなっしー)に、わかりやすくクルマの魅力を解説します。

今回のテーマは、「もしも〜家族ができたなら〜荷物が積める日本車がほしい!」。


船山:さ、サトーさん!僕は決めたんです。2020年までに所帯を持ちます。というわけで、今回は家族で乗るのにふさわしい日本車を取り上げてください!

サトー:わかった、わかった。家族でバーベキューやキャンプに行くようなクルマってことだね。

船山:何がバーベキューですか!日本人なら芋煮会でしょうが!

サトー:……、芋煮会用にまず紹介したいのが新しい日産セレナ。


船山:ほぉ、日産のセレナ、おすすめポイントはどこっすか?

サトー:新型セレナには、プロパイロットという機能が付いたんだ。高速道路で使う機能なんだけど、前を走っているクルマとの車間距離をキープするためにアクセルやブレーキを自動で調整したり、直線でもカーブでも車線の真ん中を走るようにハンドルを自動でコントロールしてくれるんだ。

船山:それって自動運転!?

サトー:現時点ではあくまで運転を支援する装置だけど、いずれは自動運転につながるだろうね。8人乗りのミニバンにこういう機能が付くのは世界初なんだよ。

船山:世界初ってことは体操の〝ひねり王子〞白井健三選手の「後方伸身宙返り4回ひねり」と同じだ!やっちゃえ、日産!

サトー:それは、矢沢。プロパイロットがあれば、8人の大家族と安全に移動できるし、運転するふなっしーの疲労も低減できるってわけ。まさに未来のクルマだね。

船山:おとーさんにぴったり!

サトー:セレナってもともとミニバンの人気モデルだから、室内の広さとか使い勝手のよさは折り紙付き。

船山:ちなみに、セレナのほかにおすすめはありますか?

サトー:芋煮会だと河原に行くでしょ?そういう時、やっぱ車高の高いSUVは便利だよ。いま日本で一番売れてるSUVがホンダ・ヴェゼル。日本のお家芸、ハイブリッドシステムを搭載したモデルをおすすめしたい。


日本で一番売れている、SUVモデルのオススメポイントとは?

船山:かーっ、いま、「お家芸」って言葉に弱いんですよ。このクルマで悪路を走破して、強くてやさしいタフガイになりたいです。

サトー:芋煮会の芋をたくさん積むならマツダのアテンザ・ステーションワゴンかな。ふなっしーの部屋が入るくらい、荷室が広い。


船山:包容力のあるクルマですね。

サトー:日本オリジナルってことだと軽自動車も外せないでしょ。軽自動車で芋煮会だと、スズキのハスラーだね。デザインもいいし、車高が高くて四駆もあるからヘビーデューティに使える。


軽でも荷物をたくさん積めるのはスズキの「ハスラー」!

船山:いいっすね〜。このクルマなら夢がかないそうですよ。

サトー:夢ってどんな夢?

船山:河原で焚き火をしてハムを焼いて、「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」って息子に言ってやるのが夢なんです。

サトー:ハスラーならその夢、きっとかなうよ。

船山:話は変わりますが、サトーさんは『シン・ゴジラ』はご覧になりましたか?

サトー:君、会話ベタ? 無人在来線爆弾を投下してあげたいね!

船山:あの映画を見て、日本人の創造力は素晴らしいって、改めて感じたんです。というワケで、ゴジラみたいなクルマはありませんか?世界のどこに出しても恥ずかしくない、完全生命体みたいなクルマは?

サトー:う〜ん、そりゃ難しいけど、やっぱトヨタ・ハイエースだね。無敵の積載能力、世界中で評価されている信頼性の高さ、しかも最新モデルは乗り心地も快適で燃費もいいときている。


船山:なるほど〜、ハイエースですね。ロケバスのドライバーに聞いても、ハイエースが最強だって言いますもんね。どれにするか悩むな〜。


〜サトータケシ今回の教訓!〜
安全、環境、デザインなど日本車の美点と長所に目を向けよう