歌手・由紀さおり(68)の初の座長公演「由紀さおり特別公演」が13日、東京・明治座で初日を迎えた。

 由紀は一昨年の明治座10月公演「五木ひろし 特別公演」に出演したが、今回は自らが座長を務める。「五木さんの公演で経験したが、それとは全く違う。五木さんに助けていただいていたんだな、と感じた」

 今回、座長の話があった時も五木に相談したが、「大丈夫、由紀さん、できるよ」と言われたという。「私、疑り深いから『ホントかしら?』なんて思いましたけど…。でも今日もたくさんの差し入れをちょうだいして、みんな感激してました」

 公演は1部が芝居、2部が歌謡ショーという構成。2部では1995年に亡くなった“台湾の歌姫”テレサ・テンさんの曲も歌ったが、由紀は「彼女のことを忘れないでという気持ちで歌った。彼女とは、最後の日本の仕事も一緒だったんです」と明かす。

 最後の仕事とは1994年10月24日、宮城県民会館で行われたNHK「歌謡チャリティーコンサート」のこと。「もう体調を崩していて、本番しか歌わず、ずっと寝てらっしゃっていた。それが日本での最後でした」と話していた。