女子プロレス「スターダム」のシングル最強を決めるリーグ戦「5★STAR GP」は22日、東京・後楽園ホールで優勝決定戦が行われ、ブルースターズ代表の美闘陽子(29)が初優勝した。レッドスターズ代表のテッサ・ブランチャード(21=米国)の執拗な右足攻めに苦しんだが、最後はドールB(回転式2段蹴り)で逆転V。6月16日の現役復帰からわずか3か月で勲章を手にした。

 試合後は真っ先に「ゆずポン、見てくれましたか!?」とテレビ解説のため会場を訪れていた元女子レスラーの愛川ゆず季(33)に呼び掛けた。誰よりもこの瞬間を見てほしかった。同じ旗揚げメンバーで、2人のタッグ「BY砲」では初代ゴッデス・オブ・スターダム王座を獲得。実は2012年10月に美闘が現役引退した後も「いつか戻ってくる」とただ一人信じていたのが愛川で、昨年末には現役復帰の気持ちを伝えると、背中を押してくれた。

 次の目標は一つ。この日の試合でケイ・リー・レイ(24=英国)を退けてV6に成功したワールド・オブ・スターダム王者、紫雷イオ(26)に10月30日後楽園大会での挑戦が決まった。愛川から「私としては美闘時代がきてもいい。そのくらいの勢いでいってほしい」と期待を受けた美女戦士は「頂点に上り詰めたい」と約束。初のシングル王座も手にしてみせる。