【カリフォルニア州ロサンゼルス発】ドジャースの前田健太投手(28)は21日(日本時間22日)、ジャイアンツ戦に先発し、5回を3安打2失点(自責点1)で16勝目(9敗)を挙げた。2012年のレンジャーズのダルビッシュに並び、日本人投手のメジャー1年目の最多勝利だ。初回には適時打を放ち、バットでも貢献。地区2位のジャイアンツとの直接対決を制し、マジックは5となった。

 立ち上がりは制球が不安定で、初めてコンビを組む捕手ルイーズと呼吸が合わず、先頭スパンを四球で歩かせると捕逸で無死二塁のピンチ。2番パガンに右前に運ばれ、あっさり先制点を許した。だが、直後の攻撃でゴンザレスの適時打で同点とすると、プイグが勝ち越し3ラン。さらに二死一、二塁で前田は中前適時打を放って一挙5点。打線は3回までに8得点と援護してくれた。

 一夜明けた22日(同23日)の地元紙が注目したのは前田の投球内容より、今季の年俸総額だった。オレンジ・カウンティー・レジスター紙は「早めの攻撃が前田健太を再び助けた」とし、「今季30試合に先発したことで、150万ドル(約1億5100万円)のボーナスを得た。前田はドジャースで最多先発回数及び最多投球イニングを誇り、サラリーは合計で1115万ドル(約11億2200万円)になった」。

 ロサンゼルス・タイムズ紙は「あと1イニング投げれば今季170イニングになり、さらに25万ドル(約2510万円)を得る」と上積みが可能であると紹介した。

 USAトゥデー紙は「(前田が)30試合を投げるのは彼のキャリアでもたったの2度目。前田は、リット・サトクリフが1979年に樹立した(ドジャースの)新人投手の最多勝記録まであと1勝に迫っている」と伝えた。前田のレギュラーシーズン先発はあと2回。どんな投球を見せてくれるか。