【オーストラリア・メルボルン13日発】16日に開幕するテニスの全豪オープン男子シングルスの組み合わせが発表され、世界ランキング5位で4大大会初制覇を狙う錦織圭(27=日清食品)は“死の山”に入った。

 初戦は同48位のアンドレイ・クズネツォフ(25=ロシア)と対戦する。対戦成績は錦織の2勝1敗。昨年は全仏オープン、ウィンブルドン選手権で対戦し、錦織がストレート勝ちしている。

 これに勝つと、次は同42位のニコラス・アルマグロ(31=スペイン)か同71位のジェレミー・シャルディー(29=フランス)。錦織はアルマグロに2勝1敗、シャルディーには4勝2敗だ。順当なら3回戦も同26位のアルバルト・ラモス(28=スペイン)で、錦織は4勝1敗と大きく勝ち越している。

 しかし、試練はここから。4回戦はひざの負傷により昨年7月から長期欠場していた同17位ロジャー・フェデラー(35=スイス)と対戦する可能性が高い。さらに、準々決勝では同1位のアンディ・マリー(29=英国)が控える。これは不運としか言いようがない。

 錦織の全豪は2012年、15年、16年のベスト8が最高。今回も「8強の壁」を突破できるかが、一つのポイントになりそうだ。前哨戦のブリスベン国際決勝(8日)で左臀部を負傷しているだけに、前半戦をストレートで勝ち抜き、強敵が相次ぐ後半戦に余力を残しておきたい。