【ハリルJ入り狙う関西勢】完全復活が期待されるのは3季ぶりにJ1昇格を果たしたC大阪の“天才ストライカー”こと元日本代表FW柿谷曜一朗(27)だ。

 昨季開幕前にスイス1部リーグのバーゼルから古巣に復帰。主将に任命されるなど、大きな期待を背負い、まずまずのプレーを見せた。しかし6月に右足関節靱帯損傷で戦線離脱。シーズン終盤の11月に復帰すると、J1昇格プレーオフを勝ち抜く原動力となった。

 もともと卓越した技術力とスピードを兼ね備える点取り屋。主にカウンターサッカーを展開するハリルジャパンに適任ともいえるタイプだ。実際に、ある日本代表スタッフが、負傷する前に「ハリルホジッチ監督も気にしている選手の一人」と話すように、かねてリストアップ済みだ。

 すでに始まっているW杯アジア最終予選では深刻な決定力不足が問題視されている。それだけに今季J1で柿谷がしっかりとゴールを量産すれば3年ぶりの代表復帰も見えてくる。課題とされていた精神面の弱さも昨年12月にタレントの丸高愛実(26)との結婚発表を機に解消されるのは間違いないだろう。

 柿谷は今季へ向け「ケガをしないようにやっていきたい。J1で皆さん(サポーター)と一緒に全力で戦いましょう」と意欲を語っていたが、C大阪に同期入団したMF香川真司(27=ドルトムント)以上の逸材と言われた男が17年に再浮上するはずだ。