【ハリルJ入り狙う関西勢】C大阪や神戸といった関西圏のクラブで活躍したJ1最多得点記録(171点)保持者で元日本代表FW大久保嘉人(34)もロシアW杯を見据える選手の一人だ。

 今季は持ち前の得点能力を存分に発揮し、3年連続J1得点王に輝いた川崎時代に別れを告げてFC東京で新たな挑戦を始める。新チームでも得点を量産し、日本代表復帰をたぐり寄せるという。大久保は「いつだって代表は入りたい。そのためには結果を残し続けていくしかないでしょう」と誓った。

 もちろん、簡単なことでない。ハリルホジッチ監督が「彼(大久保)の年齢がもう少し若ければ…」と嘆くように、最大目標であるロシアW杯本番を大ベテランの域に入る36歳で迎えるからだ。特にA代表監督は伸び盛りの若手選手を好む傾向にある。大久保も代表の構想に入っているとはいえ、苦しい立場に立たされているのは事実だ。

 それでもベテランストライカーは諦めていない。代表チームが困ったときに頼られる存在になるために、常に気持ちを切らさずにゴールを取り続けるなど、臨戦態勢を整えておくという。2014年ブラジルW杯の最終メンバー発表でサプライズ招集されたときの再現を狙っているのだ。

 経験豊富な大久保は“勝算”について聞くと「まだ(ロシアW杯まで)時間があるでしょ」と不敵な笑みを浮かべ、2大会連続の逆転選出に意欲を示していた。