はだの歴史博物館(堀山下380の3)第1企画展示室で7月9日(日)まで、企画展「丹沢山麓の縄文集落-秦野の縄文土器-」が開催されている。開館時間は午前9時から午後5時(入館は4時半まで)。入館無料。休館日は月曜(祝日は開館)・祝日の翌日。

豊かな自然環境に恵まれた秦野盆地と、その周辺には縄文時代の遺跡が多くあり、各遺跡から縄文土器が出土している。今回の企画では、収蔵庫で保管されていた全ての土器を展示。解説文には出土した遺跡名や、土器の移り変わりに着目して年代観を捉えた「土器編年」での該当時期、見どころを紹介している。

ミュージアムさくら塾も開催

歴史博物館では5月20日(土)の午前10時から正午まで、講座「縄文時代の土器づくりのムラ」を同展示室で開催する。定員先着50人。参加費200円。

製作地が明らかになっていない市内の遺跡から出土している縄文土器。東京都埋蔵文化財センターの山本孝司調査研究部事業調整担当課長を講師に、土器づくりのムラの事例や縄文土器に関する研究を紹介する。

申し込み・問い合わせは同館【電話】0463・87・5542へ。