藤沢市内在住の子育て中の40代を中心とした6人組ダンスチーム「SMD_Ladiesショウナン・ミンナノ・ダンス」が、先月29日によこすか芸術劇場で開かれたストリートダンス世界大会に向けた日本予選「ALLJAPANHIPHOPDANCECHAMPIONSHIP2023」のオーバー40部門(4チームエントリー)で優勝した。

この結果を経て今夏アメリカで開かれる世界大会への推薦権を獲得。メンバーは「『楽しさ』を追求して、家族や周りの応援があって結果が出せた。何かに挑戦したいと考えている同世代の励みになれば」と語った。

メンバーは、佐伯未更さんと水田久子さんを中心に、二人がダンススタジオで声をかけ意気投合した越野美穂さん、山本百代さん、葉蓮儀さん、西本真菜美さん。子育てや仕事の合間に時間を捻出し、約2カ月間の練習を経て当日に挑んだ。

ステージ上で6人は、前日まで入念に練習し続けた「一糸乱れず首や腕の角度を合わせる難易度の高い振付」など見せ場を決め、約2分間の激しいダンスを踊りきった。佐伯さんは「6人が同じ力で気持ちをそろえられたから結果が出た」と安堵の表情を浮かべた。

活動を本格化させようとインスタグラム(アカウント名:shutter_chance_3863)で情報発信も開始。

6人は「優勝をきっかけにもっとチャレンジし、社会貢献にもつなげたい」と展望を語った。