伊勢原工業団地協同組合(海老沼俊昭代表理事理事長・組合員46社)の第51回通常総会が5月19日、鈴川会館で開かれた。当日は、大山学市議会議長や後藤祐一衆議院議員などの来賓も招かれ開催された。

冒頭であいさつに立った海老沼理事長は、ロシアのウクライナ侵攻や中国の景気減速などコロナ禍に伴う経済活動の停滞、製造業においても、原材料価格の高騰や供給停滞の影響など厳しい経済環境が続いたと振り返った。そうした中、組合では各事業、教育、研修や環境改善などを実施、海老沼理事長は「伊勢原市などの関係機関や組合顧問など多くの方々の指導・協力や支援を頂き、厚く感謝申し上げる」と語った。

さらに新東名高速道路の整備など広域幹線道路や新たな産業基盤の整備などに触れ、「周辺地域がさらに発展することで、ビジネスチャンスの拡大に期待するとともに、組合としても市の活性化に役立ちたい」と海老沼理事長。

総会では、2022年度の事業報告や監査報告、23年度の事業計画、収支予算、役員の選任などの7議案が上程され、全て承認された。

また、組合功労者感謝状贈呈では十時博則さん((株)三井三池製作所)、白鳥速人さん(田中貴金属工業(株))、組合員事業所優秀従業員表彰では瀬戸健一さん(冨士電線(株))、尾登正(タピルス(株))に海老沼理事長から表彰状が送られた。